寺澤日和選手、国際大会に出場
埼玉県所沢市に本社を置く株式会社タミヤホームの従業員、寺澤日和選手が、ニュージーランドで開催される国際大会に出場します。この大会は、フリースタイルスキー・ハーフパイプ競技で、彼女にとってオリンピック出場への大きなステップとなります。
競技への強い情熱
寺澤選手は、日本国内で数々の成績を収めてきたトップアスリートです。2021年には全日本選手権で2位、2025年のアジアカップでも2位を獲得し、韓国選手権では見事優勝を果たしました。その実力を背景に、ニューシーズンの大会は更なる高みを目指すための重要な戦いとなります。
出場する大会は2025年9月29日から10月3日まで行われる「Cardrona NZ Freestyle Nationals (ANC)」です。世界中から集まる選手たちが競技するこのイベントは、オリンピック出場権を得るためのポイント獲得に大きな影響を与えます。日本代表としての名誉をかけ、寺澤選手は5位以内入賞を狙います。
社員一丸のサポート
タミヤホームは、寺澤選手のオリンピック挑戦を全力で支援しています。8月からオフシーズン雇用制度を活用し、彼女がスキーシーズン中に競技に専念できるよう、業務の負担を分散しています。また、社員全員で彼女の挑戦を応援するために特別応援金も贈呈しました。これは、「タミヤホームの代表として思い切り挑戦してほしい」という社員全員の思いが込められています。
仕事と競技の両立
寺澤選手は、解体工事業務に就きつつ、競技生活を両立させています。オフシーズンは、タミヤホームの工事管理課で書類作成などのサポート業務を担当。週四日勤務をしながら、競技と仕事を上手に調整しています。これにより、彼女は競技への情熱を維持しつつ、タミヤホームの一員としての責任を果たしています。
出発直前のインタビュー
タミヤホームの社内報「Tamiya Way」では、寺澤選手の出発直前インタビューが公開されています。彼女の競技に対する想いや、仕事と競技を両立させる際の苦労、さらにはタミヤホームでの仕事がどのように競技に影響を与えているかについて語っています。これにより、彼女の挑戦が社内外の人々にどのように伝わっているのかが明らかになります。
代表取締役社長のメッセージ
田宮明彦社長は、「寺澤選手を支援できることを嬉しく思い、彼女には競技に全集中し『今』を一生懸命に生きてほしい」と期待を寄せています。社員の士気を高めるだけでなく、彼女の挑戦がタミヤホーム全体の成長につながることを信じています。
まとめ
株式会社タミヤホームは、ただの企業ではなく、社員同士の助け合いや、スポーツマンシップを大切にする文化を育んでいます。寺澤日和選手が国際大会での挑戦を果たし、オリンピック出場という大きな夢に向かって前進する姿を、全社員一丸となって応援しています。
この大会が寺澤選手にとって素晴らしい結果につながることを、心より願っています。次回の大会結果と彼女の活躍に注目です。