岡山大学がマレーシアに拠点
2025-06-03 22:49:19

岡山大学がマレーシアに日本留学情報センターを開設し、国際交流を促進

岡山大学が新たに日本留学情報センターをマレーシアに開設



2025年6月3日、国立大学法人岡山大学は、マレーシアプトラ大学(UPM)内に設立した日本留学情報センター(OJEIC)の開所式を盛大に行いました。この事業は、文部科学省が受託する「日本留学促進のための海外ネットワーク機能強化事業」の一環であり、岡山大学が国際的な教育交流の拠点を拡充することを目的としています。

開所式には、岡山大学の那須保友学長、鈴木孝義副学長、そして一瀬勇規農学部長などの関係者が出席し、約100名を超える来賓が参列しました。特に、在マレーシア日本国大使館の四方敬之特命全権大使が挨拶に登壇し、この事業が日本とマレーシアの大学間の連携を深める大きな一歩となることを期待すると述べました。

また、UPMのAhmad副学長や、バイオテクノロジー・生物分子科学部のRosfarizan学部長も講演し、教育・研究分野における両国のさらなる連携強化の重要性について語りました。本大学との30年にわたる交流の歴史についてFoo Hooi Ling教授が詳しく解説し、両大学の親密な関係を示しました。

開所式に先立つセミナーでは、UPMの学生約90名が参加し、日本留学に興味を持つ若者たちに向けた特別プログラムが実施されました。一瀬農学部長をはじめ、国立六大学からの代表者たちがそれぞれの大学の特性や研究分野を紹介し、日本留学の魅力を伝えました。さらに、UPMや岡山大学の卒業生であるドクターSiang Hee Tan氏による留学体験談もあり、多くの学生が日本留学への関心を寄せていました。

セミナーのフィナーレでは、参加者と講演者との間に直接交流を促す機会が設けられ、参加学生から多くの質問が飛び交うなど、実り多い時間となりました。杉山幸子コーディネーターによる日本留学に関する情報提供や、国際交流基金クアラルンプール事務所のスタッフによる助成金制度の紹介もあり、関心を持つ学生にとっては非常に有益なセミナーとなったようです。

岡山大学は、マレーシアにおける留学情報の発信拠点として、今後も日本留学を希望する学生の支援を一層推進していくとしており、UPMを含む現地の大学や関連機関と連携しながら、国際的な教育交流を深めていく意向を示しています。地域中核の研究大学として、岡山大学の新たな取り組みに多くの期待が寄せられています。

このように、岡山大学のマレーシア事務所オープンは、日本とマレーシアの教育交流の新たなステージを開く重要な出来事です。岡山大学の国際的な取り組みが今後どのような成果をもたらすのか、引き続き注目が集まります。


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