木造ビル拡大プロジェクト
2025-09-10 17:31:27

埼玉から始まる木造ビル拡大プロジェクト「ともつくネット」始動!

木造ビル全国普及プロジェクトが発表されました!



埼玉県さいたま市に拠点を置くAQ Groupが中心となり、全国47都道府県に向けた木造ビルの普及プロジェクト『ともつくネット』が始動しました。木造のオフィスビルやマンション、大型倉庫の建築を手掛けるこのプロジェクトは、地域の建設業界に新たな可能性をもたらすことが期待されています。

「ともつくネット」の概要



『ともつくネット』は、AQ Groupが設立した新しい組織で、長野県や神奈川県の地元建築企業とも連携を図っています。このプロジェクトは、木造建築のランドマークを全国に広めることを目指しており、特に4階建て以上の木造ビルや大型倉庫の建設に力を入れています。

提供される3つの価値



ともつくネットでは、加盟する地場の建築企業に以下の3つの価値を提供します:
1. 技術 - AQ Groupが20年以上の経験を持つ中大規模木造建築技術『AQ木のみ構法』をライセンス契約により提供します。
2. - 加盟企業同士が技術や知見を共有し、互いに高め合う機会を設けます。
3. 機会 - 木造建築を活用した経営や実践的な学びを通じて、経営力を向上させる支援を行います。

これにより、加盟企業は先進的な木造建築の技術とノウハウを蓄積することが可能となります。

挑戦する中大規模木造建築



日本国内において中大規模木造建築の取り組みはこれまで少なく、特に耐震性や耐火性、遮音性などを兼ね備えた木造建築には高度な技術が必要です。そのため、大手企業による寡占が進んでおり、地域の工務店やゼネコンがチャレンジするには高いハードルがあります。しかし、『ともつくネット』は正にその課題を克服すべく、純木造建築の可能性を提示します。

例えば、AQ Groupが2025年に完成予定の純木造4階建て賃貸マンション『AQフォレスト大宮桜木町』は、最高等級の耐震性、耐火性を備え、高級賃貸マンションとして要求される遮音性を実現しています。このような実績を通じて、地域の建築業者が木造ビルへの取り組みを後押しするサポートを行います。

その第一歩を踏み出す企業



記念すべき第1号の加盟企業として名を連ねた長野県の池田建設は、2026年秋に純木造5階建て複合ビルを計画しています。同社は1960年の創立以来、地元に密着して事業を展開し、木造建築の重要性を深く理解している建設会社です。また、AQビルダーとしても活動しており、木構造建築の普及を一手に担っています。

このように、埼玉から発信された『ともつくネット』は、地域の建築企業が集まり、共に成長するプラットフォームとなることが期待されています。今後、全国各地に木造建築の拡大が見込まれ、持続可能な建築社会への移行が進むことでしょう。

私たちの生活の中で、木の温もりを感じる空間が増えていくのは、心を豊かにすることに繋がるはずです。未来の木造建築がどのように進化していくのか、注目が集まります。


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