埼玉県の小学生が考案したブダイのお寿司が登場!
埼玉県を中心に展開する回転寿司チェーン「がってん寿司」と一般社団法人海と日本プロジェクトin埼玉県がコラボし、2025年1月24日から2月6日までの期間限定で、小学生が考えたブダイを使ったお寿司メニューが提供されます。この取り組みは、次世代に美しい海を引き継ぐためのプロジェクトの一環です。
小学生たちの挑戦
2024年8月9日と10日の2日間、埼玉県の小学生を対象に「埼玉うみかぜ探検隊」が開催されました。このイベントでは、児童たちが海風の影響を学ぶために、立正大学の協力のもとで熊谷市と千葉県勝浦市を訪れ、気象に関する実験や漁体験、さらに深刻な問題である“磯焼け”について学びました。
特に注目されたのが、磯焼けの原因の一つとされているブダイに関する学びです。ブダイは市場での需要が低く、未利用魚とされていますが、児童たちはこの魚を活用すべく、海洋環境への配慮を盛り込みながらお寿司メニューを考案しました。
最終選考会の模様
埼玉うみかぜ探検隊には、27名の小学生が参加し、彼らが考案したブダイのお寿司から8名が最終選考会へ進出しました。この選考会では、がってん寿司の職人と共にアレンジを加え、より良いお寿司を完成させる過程がありました。
日本財団の担当者や講師の方が審査を行い、最終的に金谷ゆきのさん、久保皓さん、大久美月さんのアイデアが採用され、メニュー化が決定しました。
期間限定メニューの詳細
採用された3種類のお寿司は以下の通りです。いずれも330円(税込)で提供され、がってん寿司の多くの店舗で楽しむことができます。
海藻を巻いてブダイに仕返しをするユニークなアイデアが込められています。
- - 揚げブダイの握り〜タルタル添え〜 (考案者:金谷ゆきのさん)
気象学の要素をテーマに、明るい色合いのタルタルソースを使用した握りです。
- - ぶだいの揚げネギラー油乗せ (考案者:大久美月さん)
磯焼けを考慮したうえで、みんなが美味しくいただけるように工夫されています。
これらのメニューは、がってん寿司の北本店や富士見店、狭山店など、様々な店舗で提供されます!
日本財団「海と日本プロジェクト」とは
このプロジェクトは、多くの人々が海の環境問題を理解し、自分自身の暮らしに取り入れていくために推進されています。未来の海を考え、子どもたちが主体となって行うこの取り組みは、ぜひ応援したいですね。
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この機会に、ぜひ新しいブダイのお寿司を味わいながら、環境のことを考えてみませんか?