2025年の花の祭典「フラワー・オブ・ザ・イヤーOTA」
毎年恒例の「フラワー・オブ・ザ・イヤーOTA」の結果が発表されました。この賞は、流通した花きの中から特に優れた品種に授与されるもので、2025年にはなんと7万点を超える候補の中から厳正に選ばれた4つの花が受賞しました。地域ブランドの強化や素材の親和性が際立ったこれらの花々についてご紹介します。
最優秀賞:七立栗(ななたてぐり)
高知県幡多郡黒潮町だけに自生する珍しい栗、「七立栗」が見事に最優秀賞を受賞しました。この栗は、一年に七回収穫できることからその名がつけられたという特異な果物です。また、1200年前の伝説も地域の名物として認知されています。かつて弘法大師をもてなした夫婦が、裏山に多くの栗の木を育てたと言われています。このストーリーは、地域ブランドとしての価値を高め、注目される要因となっています。出荷期は8月下旬から10月の間です。
優秀賞:コチョウラン「サーフソング」
千葉県の加藤洋ラン園が手がけるコチョウラン「サーフソング」が優秀賞に輝きました。大輪の白系が主流の中、色味を持つミディタイプを多く取り揃え、国内市場でのリーダーシップを確立しています。小売業者や生花デザイナーからの需要が高く、特にニュアンスカラーが花束に華やかさをもたらし、高い評価を受けています。色や形に対する追求が今回の受賞に繋がったのです。
特別賞:ルドベキア「ヘンリーアイラーズ」
群馬県のJAあがつまより、ルドベキア「ヘンリーアイラーズ」が特別賞を受賞しました。細い筒状の花弁が特徴で、インテリアとガーデニングのトレンドとの融合を成功させ、新しい楽しみ方を提供しています。ナチュラリスティックガーデンと切花の要素が見事に調和しており、現代の素材トレンドに適応しています。
新商品奨励賞:キンギョソウ「サクラホイップ」
埼玉県の「芳華」が新商品奨励賞を得たキンギョソウ「サクラホイップ」は、八重咲きの珍しい品種です。そのペールピンクの美しいグラデーションは、特に評価されています。今後、この品種が花市場に与える影響にも期待が集まります。
フラワー・オブ・ザ・イヤーOTAの意義
今年の受賞花は、ナチュラルで他の花と親和性のある素材感や地域ブランドの創出に注目されて選定されました。特に、今のトレンドは派手さではなく、上品さや自然観を重んじており、多様なテクスチャーが高い評価を受けています。
表彰式情報
この受賞結果は、12月5日に東京都で開催される表彰式で確認できます。この日は、約250から300名の参加が見込まれ、業界の注目が集まることでしょう。
開催情報
- - 日時: 2025年12月5日 6:50 - 7:00
- - 場所: 株式会社大田花き セリ室(東京都)
- - 主催・運営: 株式会社大田花き 花の生活研究所
リンク:
フラワー・オブ・ザ・イヤーOTA公式サイト
このように、2025年の受賞作品はどれも魅力的で、花のある生活の楽しさを再認識させてくれるものばかりです。これからも、これらの花々を通して地域の特色や美しさを楽しんでいきましょう。