ダイバーシティフォーラム
2025-01-25 23:05:27

岡山大学がダイバーシティとインクルージョンをテーマにフォーラムを開催

ダイバーシティ&インクルージョンフォーラム in OKAYAMA 2025



2025年1月、岡山大学は地域社会を見据えた重要なフォーラムを主催します。このイベント、題して「ダイバーシティ&インクルージョン・フォーラム in OKAYAMA 2025」は、岡山大学と岡山放送株式会社、株式会社両備システムズが共催し、同大学の鹿田キャンパスにあるJunko Fukutake Hall(J Hall)にて開催されます。

このフォーラムの主な目的は、岡山を「福祉の聖地」とする未来を描くことです。参加者は、快適で多様性に富んだ社会の実現に向けて意見を交わし、共に考える時間を持つことが求められます。当日はおおよそ150人が集まり、皆で新しいアイデアや視点を持ち寄ります。

フォーラムの構成



フォーラムは、全2部構成で行われ、参加者は1部と2部でそれぞれ異なるテーマに分かれた講演やディスカッションを楽しむことができます。

第1部:岡山で胎動するインクルージョン


このセッションでは、岡山大学病院聴覚支援センターの片岡祐子准教授が基調講演を行い、日本における聴覚障がい者支援の現状や、難聴者向けに作成した冊子について紹介します。また、エッスル財団からのメッセージや、岡山放送の取り組みが発表されます。デジタル機器でのユーザー支援のための色覚補助ソフトウェアなども紹介される予定です。これは、情報格差を解消し、誰もがアクセス可能なメディア作りを目指しています。

第2部:ウェルビーイングな社会を目指して


このパネルディスカッションでは、岡山大学の那須学長を含むさまざまなゲストが参加し、地域社会におけるウェルビーイングの実現に向けたアイデアをシェアします。会場では多様性が尊重される社会を築くべく、具体的な施策が提案されます。

エンディングセッション


特に印象的なエンディングでは、岡山大学のSDGsアンバサダーであるCopain(コパン)が制作した手話動画が流れ、参加者はその曲に合わせて手話を練習します。このインタラクティブな体験を通じて、出席者は一体感を感じることができ、フォーラムの趣旨がしっかりと伝わる瞬間となります。

会場装飾は、岡山大学の華道部によって行われ、華やかな雰囲気を演出しています。心のこもった空間の中で、障がいの有無にかかわらず、参加者全員が理解を深め、交流を楽しむことができます。

未来への期待


岡山大学はこのフォーラムを企画・運営することで、多様性とインクルージョンの理念を持つ地域社会の形成を目指しています。狩野光伸副理事も、参加者に「共に、ワクワクドキドキしながら考える機会を作り続けましょう」と述べ、フォーラムを締めくくりました。来る2025年1月のイベントに参加することで、多様性の重要性や、誰にでも開かれた未来へのビジョンを考えるきっかけを得ることができるでしょう。

引き続き、地域中核としての役割を果たす岡山大学の取り組みに注目していきたいところです。


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