「セイムス」がスタート！即時配達サービスの新時代到来

新しい買い物体験、「セイムス」の即時配達サービス

埼玉県さいたま市に本社を持つ株式会社富士薬品は、日々の生活をサポートする新たなサービスを展開します。2025年1月27日から、ドラッグストア「セイムス」において、日用品や一般用医薬品（第1類医薬品は除く）の即時配達が可能になるのです。この取り組みは、フィンランド発のデリバリーサービス「Wolt」との提携によって実現しました。

即時配達サービスの背景

最近の生活スタイルの変化に伴い、「クイックコマース」と呼ばれる即時配達サービスの需要が急増しています。生活者は、特に忙しい子育てや介護で多忙な日々を送る中で、「購入した商品がすぐに届く」という利点を求めています。富士薬品は、こうしたニーズに応えるために「セイムス」の店舗にWoltのデリバリーサービスを導入し、手軽に薬や日用品を受け取れる環境を整えました。

サービスの利用方法

この新しいデリバリーサービスは、Woltのアプリまたはウェブサイトを通じて利用でき、「セイムス」を選択し、商品を選んで購入するだけの簡単な手続きです。通常、注文から配達まで約30分程度で完了しますので、時間を有効に使いたい方には最適なサービスです。最初は東京都内の15店舗で提供され、将来的には地域のニーズに応じて店舗が増やされる予定です。

取り扱う商品

「セイムス」の即時配達で取り扱う商品には、日用品や医薬品が含まれます。ただし、第一類医薬品は配達対象外となっていますので、その点には注意が必要です。利用できる店舗としては、中央区や世田谷区、豊島区、渋谷区、大田区、板橋区に位置する店舗があります。これからさらに対応店舗が拡大されることが期待されています。

Woltとは何か

では、Woltとはどのようなサービスなのでしょうか？フィンランドに本拠を置くWoltは、レストランの料理から食料品、日用品までを迅速に配達するデリバリーサービスを提供しています。日本では、2020年3月に広島県からスタートし、現在は全国24都道府県でサービスを展開中です。Woltは世界中で展開されている「DoorDash」の一部門としても知られています。

これからの「セイムス」の展望

「セイムス」は、全国で1,271店舗を展開しており、地域の健康を支える拠点としての役割を果たしています。富士薬品は、さらなる利便性を追求し、生活者のニーズに応え続けることを目指しています。今回の即時配達サービスの導入を機に、生活者にとってより便利で快適なショッピング体験を提供することで、地域社会に寄り添う存在となることでしょう。

今後も「セイムス」の進化に目が離せません。手軽に日常生活に必要なものが手に入るこの新たなサービスは、忙しい私たちの生活をどのように変えていくのでしょうか。乞うご期待です！