株式会社そうそう、沖縄の社会課題解決プログラムでファイナリストに選出される

株式会社そうそうがファイナリストに選出

埼玉県川口市に拠点を置く株式会社そうそう（代表取締役：日下上総）は、沖縄県で実施される「ソーシャルXアクセラレーションプログラム for OKINAWA」にてファイナリストに選ばれました。このプログラムは、社会的課題に取り組むスタートアップを支援する官民共創のアクセラレーションプログラムです。

株式会社そうそうが提供する「SouSou」は、デジタルエンディングプラットフォームで、市民の終活情報を管理できるサービスです。特に、今回の選出では自治体が抱える課題に対し、構築したデジタル仕組みが評価されました。従来の利用者が必要としていた終活情報を円滑にデジタル化し、市民の意向を尊重する仕組みを福祉行政で形成することが目標となります。

終活情報登録支援事業のデジタル化

現在、自治体では市民が「いざ」というときに備えて、終活情報を紙で保管していますが、その更新や管理にはさまざまな手間がかかるのが現状です。こうした状況に対する解決策として、株式会社そうそうは「SouSou」を活用し、誰もがスマートフォンから簡単に情報を登録・更新できるシステムを提案しました。

このシステムでは、以下のような特徴があります：
1. マイナンバーカードを利用した本人確認 - これにより、エンディングデータが信頼性を持つことが保障されます。
2. 逝去疑義の自動検知 - サービス提供漏れを防ぎ、安心して利用できる環境を提供します。
3. 外部サービスとの連携 - 他のプラットフォームとのデータ共有が可能となり、さらに利便性が向上します。

このように、株式会社そうそうは地域における新たな行政サービス形態を提案し、地域住民が安心して人生の終わりを迎えられるようなサポートを目指しています。

ソーシャルXアクセラレーションプログラムとは

「ソーシャルXアクセラレーションプログラム for OKINAWA」は、株式会社ソーシャル・エックスが主催するプログラムで、官民の連携により社会問題の解決を図ることを目的としています。このプログラムは、沖縄県をフィールドとし、参加企業には自治体の実情に即したメンタリングが提供され、ビジネスの成長を支援します。全体を通じて、企業は社会的インパクトの学びや自治体との対話の機会を得ることができます。また、入賞企業は自治体との実証実験への参加が許可され、次年度の事業展開にも優位性を持つことができるのです。

未来へ向けた展望

株式会社そうそうは、「SouSou」を通じて、終活関連のデジタルサービスを提供し、それによって人々が安心して人生の最後を迎えられる環境作りに努めています。技術を駆使し、より快適で安心できるライフエンディング体験を提供することを目指しています。今後も多くのパートナー企業との協力を通じてサービスを強化し続けていく予定です。