カインズと兵庫県、災害時物資供給協定を締結
株式会社カインズ(埼玉県本庄市)は、2025年10月28日に兵庫県と
「災害時における生活物資の供給協力に関する協定」を結んだことを発表しました。これは地震や水害などの自然災害発生時に、迅速かつ効率的に被災者に対して必要な物資を供給することを目的としたものです。
協定の内容
契約に基づき、災害発生時には兵庫県からの要請を受けて、カインズの物流拠点から食料や飲料水、必需品、ペット関連商品などが供給されます。さらに、兵庫県内に位置するカインズの各店舗—神戸西神南店や神戸ひよどり台店—からも、状況に応じて必要な物資が供給されることが確認されています。このように、カインズは地域のニーズに応じた柔軟な対応を行うことで、避難生活を強いられる人々の支援を続けていきます。
「くみまち構想」と地域貢献
カインズは2021年に「くみまち構想」を策定し、防災・災害対応を社会課題として重点的に取り組んでいます。この構想のもと、全国の自治体との協定締結を進めており、今回の兵庫県との協定によって、カインズが締結した災害関連協定の数は243件に達しました。これは、地域密着型の企業としての責任を果たすための重要な一歩です。
「くみまち構想」では、地域社会との連携を強化し、地域のニーズに応じたサービスを提供しています。また、店舗や従業員をハブにして、地域の課題を把握し、様々な関係者と協力し合いながら、地域社会の自立した活動を支援することを目指しています。
カインズの役割と今後の展望
防災や災害への対応は、カインズの「くらしDIY」というブランドコンセプトの中での重要なテーマです。カインズは、質の高い商品やサービスを手頃な価格で提供することを通じて、地域の日常生活を豊かにすることを目指しています。今後も、地域のライフラインとしての役割を果たし、安心できる暮らしの実現に貢献していく所存です。
情報源について
株式会社カインズは1989年に設立され、現在では29都道府県に261店舗を展開するホームセンターチェーンです。親切心を大切にし、アイデア豊かな店舗づくりを行っており、地域密着で事業を展開しています。公式ウェブサイトでは、最新情報やサービスについて確認できます。詳細はこちら→
カインズ公式サイト
カインズの取り組みが、今後も地域の安心と安全に寄与することを期待しましょう。