岡山大学での「仕掛学」講座が参加者に新たな視点を提供
2025年12月15日と2026年1月23日の両日、岡山大学は新たな研究や教育の取り組みとして「仕掛学」講座を開催しました。これは、国立大学法人である岡山大学が運営するおかやまデジタルイノベーション創出プラットフォーム(OI-Start)が事務局を担当し、自発的な行動変容を促進する環境デザインについて学ぶことを目的としています。
講座の目的と内容
「仕掛学」講座は、行動を無理やり変えるのではなく、自然に行動を変容させる方法論を学ぼうというものです。講師にはBIPROGY株式会社の齊藤哲哉氏が招かれ、人々の行動に変化をもたらすための実践的なアイデアや方法論を伝えました。初日のオンライン講義では、約90名の参加者が集まりました。
そこでは、身近な例を用いて「仕掛学」の基本的な考え方が紹介されました。例えば、「ゴミ箱の上にバスケットボールのゴールが設置されていた場合、思わずゴミを投げ入れたくなる」といった具体例が示され、行動心理学をより深く理解する上でのヒントとなりました。
対面形式のワークショップ
2日目には、岡山大学共創イノベーションラボ(KIBINOVE)にて対面形式のワークショップが実施され、18名の参加者が集まりました。
ここでは、DAY1の内容を振り返りながら、「公平性」「誘引性」「目的の二重性」といった良い仕掛けの条件について話し合いました。このセッションでは、仕掛けを直感的に捉えるだけでなく、具体的に言葉にする方法を学ぶことができました。
グループワークでは、参加者同士が自ら見つけた「身近にある仕掛け」を持ち寄り、それがどのように「ついしてしまう行動」を生み出しているかを考察しました。さらに、参加者は各自の身近な課題に基づき、実際に仕掛けづくりに挑戦しました。
参加者の声
参加者からは、「仕掛学の面白さを実感できた」、「身近なところからすぐに試してみたい」といった前向きな感想が寄せられ、日常生活や業務で「仕掛学」を実践してみようという意欲が伝わってきました。
このように岡山大学が主導する「仕掛学」の講座は、参加者にとって新たな視点を提供し、行動変容を促すための実践的な知識を身につける貴重な機会となりました。今後も、地域中核・特色ある研究大学の岡山大学の取り組みに期待が寄せられています。
本講座の詳細や今後のイベント情報は、岡山大学の公式ウェブサイトおよびOI-Startのページで確認できます。