岡山大学の堀内さん、起業家としての挑戦が注目を集める

岡山大学大学院生の堀内涼太郎さんが、全国的なピッチイベント「NIKKEI THE PITCH SOCIAL 2024-2025」にファイナリストとして登壇しました。このイベントは、社会課題を解決するための革新的なアイデアを持つ起業家たちが集まる場であり、今年度は約400件の応募の中から選ばれた優れたアイデアが審査されました。堀内さんは、東京で行われた最終審査会において、彼のビジョンをプレゼンテーションしました。

Aqzooのビジョン

堀内さんが提案するビジネスモデルは、「Aqzoo（アクズー）」というオンライン水族館・動物園配信サービスです。このサービスでは、ユーザーが実際に水族館や動物園に行くことなしに、デジタル技術を通じて動物たちの姿を楽しめるライブ配信を提供しています。これにより、低賃金や経営の持続可能性に関連する課題の解決を試みています。

起業の意義

堀内さんのアイデアは、単に新たな収益モデルの構築を目指すだけでなく、動物福祉や環境保護といった社会的な意義も含まれています。このような視点を持つ起業が評価され、彼の提示した提案は観客や審査員からも多くの共感を得たといいます。最終審査では惜しくも受賞には至りませんでしたが、堀内さんのビジョンは着実に進化しており、将来的な可能性が期待されます。

岡山大学の支援体制

岡山大学では、学生や教職員の起業活動をサポートするために、スタートアップ・ベンチャー創出本部が起業支援を行っています。この部門では、技術シーズの評価やビジネスプランの事業化に向けた相談ができるため、起業に興味を持つ人々にとって大きな助けとなっています。

堀内さんの活動

堀内さんは、岡山大学起業部の部長としても多方面で活躍しており、これまでに数々のビジネスコンテストや支援プログラムで受賞してきた実績を持ちます。自身のビジネスを実現するための継続的な努力を惜しまず、彼の活動は次世代の社会起業家たちに大きな影響を与えることでしょう。堀内さんは、「皆さんの応援が大きな力になりました。これからもAqzooを進化させていきますので、今後とも応援よろしくお願いします！」と感謝の意を表しました。