埼玉で体験する伝統の技「アンコウのつるし切り」
海に面していない埼玉県。しかし、そんな土地でも魚の魅力を楽しむイベントが開催されます。2026年の新年、埼玉県児玉郡にある「温泉と発酵おふろcafe 白寿の湯」で、珍しい海の食文化を堪能する「アンコウのつるし切り」の実演イベントが行われます。
アンコウのつるし切りとは?
「アンコウのつるし切り」とは、ヌメリが強く捌きにくいアンコウを吊るすことで、重力を利用して大胆に捌く伝統的な調理法です。この技法は日本の食文化の中でも特にユニークなものであり、一度は実際に見る価値があります。この実演は、ただの料理を越え、参加者に食の大切さや食材に対する理解を深めてもらう目的でも行われています。
イベント詳細
イベントは、2026年1月2日の金曜日と、1月4の日曜日に行われます。場所は白寿の湯内の「お食事処 俵や」で、実演は以下の時間で実施されます。
- - 1月2日(金) 14:00〜
- - 1月4日(日) 18:00〜
観覧は無料ですが、入館料が必要で、詳しい料金は白寿の湯の公式サイトをご覧ください。さらに、実演ではアンコウの多様な部位についての解説も行われ、その後には限定で「アンコウ汁」が提供されます。これは一杯500円(税込)での販売ですが、数量限定ですので、ぜひお早めにお楽しみください。
温泉と食のコラボレーション
白寿の湯は、地下750メートルの古生層から湧き出る塩分濃度の高い天然温泉が魅力の日帰り温泉施設です。2024年には大規模なリニューアルを果たし、埼玉県初の回転式流しそうめん機を設置した「流しそうめんテラス」も新登場しました。リラックスできる「湯あがりラウンジ」も完備されており、友人や家族と一緒に訪れても、最高のひとときを過ごすことができます。
食文化の魅力を知る機会
埼玉という地域で、こうした海の食文化に触れることができるのは非常に貴重な体験です。通常、なかなか見られないつるし切りを間近で観賞し、さらにその背景にある文化や習慣を学ぶことで、より食の奥深さを感じ取ることができるでしょう。
ぜひ、冬の特別イベント「アンコウのつるし切り」で、日本の食文化を体感してみてはいかがでしょうか。詳細情報や最新の案内については、公式サイトをご確認ください。
おふろcafe 白寿の湯公式サイト
埼玉の地元企業である株式会社温泉道場が手掛けるこのイベントは、地域の活性化と新たな価値創造にも力を入れています。温泉と食を通じて、埼玉を盛り上げていくこの取り組みにも注目していきたいところです。