古代メソアメリカセミナー
2025-05-06 23:13:20

岡山大学セミナー:古代メソアメリカ文明の戦争と環境変化

岡山大学セミナーのお知らせ



令和7年6月25日(水)12:00から、オンラインにて第46回RIDCマンスリー研究セミナーが開催されます。今回のテーマは「古代メソアメリカ文明における環境変化と戦争」です。スピーカーには国立民族学博物館の准教授、市川 彰氏を迎え、古代メソアメリカ文明がどのように干ばつと戦争の影響を受けたのかを深く掘り下げます。

セミナーの背景


岡山大学高等先鋭研究院の文明動態学研究所(RIDC)は、人文・社会科学領域において、歴史と文化の研究を推進しています。2021年に設立されたこの研究所は、地域の中核と特色のある研究大学として、共育共創を目指しています。RIDCは、研究に関連する教員の成果や進行中のプロジェクトを報告し、参加者とともに意見交換を行う場を設けています。一般向けのオンラインセミナーとして、多くの方々の参加をお待ちしております。

セミナー内容に関する詳細


本セミナーでは、紀元後8世紀から10世紀にかけてのメソアメリカ地域で観察された干ばつの記録と、その結果として引き起こされた戦争の関係について焦点を当てます。環境の変化が都市の衰退や崩壊を引き起こすことがある一方、同時にその影響は地域ごとに異なることも指摘されています。

市川氏は、オアハカ州リオ・ビエホ遺跡の発掘調査の成果を元に、干ばつと戦争の因果関係を探究し、必ずしも干ばつが戦争の引き金となるわけではないことを明らかにします。この研究は、歴史を通じて文明のダイナミクスを理解するうえで重要な示唆を与えてくれることでしょう。

参加方法


本セミナーは誰でも無料で参加可能です。参加希望者は、2025年6月24日(火)12:00までに以下のリンクから申し込みを行ってください。後日、参加用URLが送信されます。

参加申し込みフォーム

また、参加にあたってはZoomの利用が必要になりますので、あらかじめ準備をお願いいたします。

主催


本セミナーは岡山大学文明動態学研究所によって主催されており、地域の文化研究を促進する活動の一環として位置付けられています。

是非この機会に、古代文化に関する知識を深め、新たな視点を得るためにご参加ください。皆様のご参加を心よりお待ちしております。


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