外国人材を支える『ことのば』の新プログラム
埼玉県さいたま市に拠点を置く『ことのば』が提供する「やさしい日本語」活用プログラムが、企業からの注目を集めています。外国人材を採用したいが、コミュニケーションの課題に悩む企業にとって、このプログラムは頼もしい味方です。
外国人材の需要と問題
日本国内では、令和5年10月時点で204万人を超える外国人が働いていますが、その一方で多くの技能実習生が職場を離脱しています。特に言葉の壁や文化の相違が問題視されており、企業が直面する課題です。『ことのば』はその解決の一助として、短期間で外国人材を即戦力化するプログラムを開発しました。
“やさしい日本語”活用プログラムの特徴
このプログラムは、外国人材と受け入れ企業双方の研修を行い、コミュニケーションの改善を図ります。プログラム内容は、以下の2つのポイントで構成されています。
1. 企業向けコンサルティング
受け入れ企業のニーズに応じたオリジナル研修を提案し、実際の職場環境に即した内容を提供します。汎用的な内容は省かれ、その分、実践的に取り組むことが可能です。
2. “やさしい日本語”の導入
これは、外国人材が理解しやすいように単語や文法を簡素化した日本語を用いるもので、研修を受けることで職場のコミュニケーションがスムーズになります。日本語能力が無いスタッフもこの“やさしい日本語”を習得することにより、外国人材との連携を強化できます。
長期的な定着を目指して
さらに、『ことのば』は単なる日本語指導に留まらず、外国人材が日本社会で安心して生活できるよう、文化理解や地域参加の面でもサポートしています。具体的には、地域サークルへの参加や、学校との連携、生活面での支援を行い、企業に定着するためのバックアップを提供します。
モニター企業の募集中
現在、『ことのば』では、プログラムを特別価格で利用できるモニター企業を募集中です。特典として、企業のプロモーションをSNSなどで行うほか、オンライン日本語レッスンの提供もあります。
無料オンラインセミナーの開催
また、無料で受けられる「外国人材に伝わる日本語の使い方」セミナーも実施しています。外国人材とのコミュニケーションに悩む企業にはぴったりの機会です。このセミナーでは、実践的な知識を得ることができ、質疑応答のセッションもあり、参加者同士の交流も生まれます。
結論
外国人材が増加する中で、その能力を最大限に引き出すためには、受け入れ環境の整備が不可欠です。『ことのば』が開発した3日の“やさしい日本語”活用プログラムは、その実現に向けての新たな道筋を示してくれています。企業の方々は、ぜひこの機会を活用し、外国人材とともに成長していくことを検討してみてはいかがでしょうか。