岡山大学のAI・データ分析講座が開講
2026年4月29日、国立大学法人岡山大学が津島キャンパスで実施した「AI・データ分析講座」が地域の大学生にとって貴重な学びの場となりました。本講座は、AIやデータ活用の基礎と実践を学ぶ全3回のプログラムとして、2月12日から17日にかけて行われました。これは地域中核大学イノベーション創出環境強化事業の一環であり、岡山県内の大学生を対象としています。
講座の概要と内容
第1回:データ分析入門講座
初日にあたる2月12日には、株式会社アイティーシーの藤原周大氏と東村佳穂氏を講師に迎え、実際のデータを使った演習が行われました。この講座では、Google Geminiを活用した販売データの分析モデル作成に取り組み、参加学生はデータを整理し、分析結果を導出する基本的なスキルを習得しました。参加者の中には、「データを分析して仮説を立てることが実践的であり、学びが深まった」という声もありました。
第2回:データアナリスト入門
続いて、2月13日に開催された第2回目では、dotData, Inc.の阿部里彩子氏が講師を務めました。この日にはビジネスアナリティクスの基礎、AIを活用したデータ分析、さらにはそれに基づいた施策立案の実践に取り組みました。売上データの可視化や予測モデルの作成に関する実演が行われ、さらに株式会社ちゅうぎんフィナンシャルグループからの講評を受けることで、地域ビジネスの視点から提案をブラッシュアップする機会も設けられました。
第3回:データドリブン・コンサルティング入門
最後の枠は、2月16日から17日にかけて行われ、Ascent Business Consulting株式会社の神野雅彦氏が講師をつとめました。参加学生は、実データを使って経営課題を分析し、戦略立案の課題に取り組むことで、データドリブンの意思決定やコンサルティング思考を体験しました。このように、講座全体を通して学生たちはデータ可視化、データ分析、AI活用の知識を体系的に学びました。
受講生の声
この講座に参加した学生からは、「AIやデータ分析が実社会でどのように応用されるのかがより具体的に理解できた」といった感想や、「データを活用して自分の考えをプレゼンすることの重要性を感じた」という意見が寄せられました。授業を通じて得た実践的な知見は、今後様々な分野で役立つことでしょう。
地域の未来に向けた取り組み
岡山大学は、大学、企業、地域金融機関との連携を深め、学生がAIやデータ活用の実務に触れる機会を今後も提供していくとしています。このような取り組みは、地域におけるイノベーション創出の一環としても大変重要です。学生たちが実際のビジネスシーンで学びを生かすことが期待され、岡山大学のさらなる取り組みに注目が集まっています。
今後も岡山大学は、持続可能な開発目標(SDGs)の観点を持ちながら、地域と共に成長し続けることを目指していきます。その一環として、学生と地域社会のために様々なイニシアチブをさらに推進していくことでしょう。