「真福寺貝塚 発掘調査現地見学会」の魅力
今年も、さいたま市岩槻区にある国史跡「真福寺貝塚」で発掘調査の見学会が開催されます。この貝塚は、縄文時代の人々の生活を知るための貴重な場所として、多くの歴史ファンや研究者にとって注目のスポットです。
見どころ
今回の調査では、なんと4000年以上前の地形が明らかになりました。縄文時代が始まる前の人々の生活環境について探る貴重な機会です。見学会では、調査の担当者が同行し、普段見ることのできない調査現場を案内してくれます。出土品も展示され、その歴史的背景についても詳しい説明があります。
開催情報
- 午前の部:10時〜11時30分(9時50分から受付開始)
- 午後の部:13時30分〜15時(13時20分から受付開始)
- - 場所:真福寺貝塚発掘調査現場及びその周辺(さいたま市岩槻区城南三丁目949番地付近)
- - 参加費:無料(事前の予約は不要。先着順です。)
注意:駐車場はないため、公共交通機関の使用を強く推奨します。
「真福寺貝塚」とは
この遺跡は、縄文時代後期から晩期にかけてのムラ跡であり、大正15年から続く発掘調査が行われてきました。特に昭和15年には東京大学が調査を実施し、その後も慶応義塾大学や國學院大學などが関わるなど、研究の盛んな場所となっています。
「真福寺貝塚」は国の重要文化財に指定され、その中でも特に有名なのが「みみずく土偶」です。この貴重な遺物は、現在東京国立博物館に所蔵されています。昭和50年7月19日には国史跡に指定され、豊かな歴史を持つ場所として広く知られています。
参加の流れ
見学会当日は、多くの人が集まると思われますが、参加はどなたでも可能です。興味がある方は、ぜひ早めに会場に足を運んでみてください。普段は立ち入ることのできない調査現場での経験は、他では得られない特別なものです。
お問い合わせ
参加に関する詳細やその他の情報は、さいたま市文化財保護課までお電話ください。
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