「よりい未来農園」の魅力とビジョン
埼玉県寄居町、鉢形地区で新たに始まる共創実験ファーム『よりい未来農園』が、地域資源の再活用を目指し、農業体験を通じた新しい地域の形を創出します。この取り組みは、地域住民、企業、自治体、そして都内からの参加者が一緒になり、持続可能な人と地域のつながりを育むことを目的としています。
この農園では、自然の循環を学ぶことができるプログラムを年間100名以上の参加者によって展開される予定です。具体的には、農業体験プログラムや環境教育ワークショップなど、多彩な活動が用意されています。これにより、地域内外のコミュニティを結ぶ場として機能し、寄居町の未来を見据えた経済循環や自然循環のモデルケースを目指します。
主な活動内容
1. 体験イベントの実施
地域住民に加え、外部の参加者を対象にした農業体験や季節ごとのワークショップが開催される予定です。これらのイベントは、自然と共生することや地域の持続可能性をテーマにした学びの場を提供します。例えば、実際に農作物を育て、収穫し、その後の料理に利用する体験を通じて、農業の魅力を再発見することが期待されています。
2. 農作物の栽培
地域特有のブランド野菜を目指し、寄居に合った作物の栽培に取り組みます。この活動により、地域の価値を向上させ、その結果、地元の農業の発展にも寄与したいと考えています。
3. 農と食のコミュニティの形成
収穫物を活用した特別メニューの開発や地元イベントでの販売を通じて、農園コミュニティ内での価値循環の可能性を探ります。提携レストランとして「古民家クイジーヌ うさぎのテーブル」と連携し、地域産の食材を生かした料理を広める展望も開かれています。
活動のロードマップ
プロジェクトは、以下の3つのステップで進行します。
- - STEP1: 畑の再生(2024年12月〜2025年3月)
土壌回復作業を行い、2025年1月25日に「草刈りワークショップ」を開催します。この作業で土壌を改良し、農作物を育てる環境を整えます。
- - STEP2: 農園の設計(2025年4月以降)
自然と調和した農園のデザインを策定し、楽しみながら学べる体験の場を作ります。
- - STEP3: 寄居ブランド野菜の栽培(2025年4月以降)
寄居ならではの特産を栽培し、地域の特性を活かした農業を推進します。
共創パートナー
このプロジェクトには多くの共創パートナーが参加します。「農園長」としてSNS発信や参加者とのコミュニケーションを担当する「畑のカナちゃん」、農業技術のアドバイザーや造園監修者など、各分野の専門家が協力し、地域の魅力を引き出すための知恵と技術が集結しています。
農園概要
- - 場所: 埼玉県大里郡寄居町鉢形地区(東武東上線 鉢形駅から徒歩約18分)
- - 規模: 約1,000㎡
プレイベントのご案内
草刈り体験と芋煮会のプレイベントが2025年1月25日(土)に開催されます。この機会にぜひ、農園づくりの第一歩に参加し、地域とのつながりを深めてみませんか?
[email protected](担当:尾形)