新しい形の高校進学支援『シン・ガッコウ Schorbit』
2026年1月、全国の高校生向けに新たなオンラインフリースクール「シン・ガッコウ Schorbit(ショービット)」が開校します。この取り組みは、進学意欲のある高校年代の子どもたちを対象としており、学習だけでなく生活習慣や進路支援まで幅広いサービスを無料で提供します。
オンラインで楽しむ進学校文化
シン・ガッコウは「オンラインで進学校をシミュレート」をコンセプトにしています。生徒たちは仲間と共に学び合い、切磋琢磨しながら成長できる環境が整っています。提供されるサービスは、「生活」「学習」「協働・課外活動」「進路」の4つの領域に分類され、それぞれが以下のように構成されています。
1.
生活習慣支援:週4日、定められた時間にオンラインでの生活指導を行い、安定した生活習慣を確立します。
2.
学習支援:パーソナライズされた学習プランと定期的な面談を通じて、各生徒の学力を向上させます。
3.
協働活動の支援:自発的な子ども同士の交流を促し、人間関係を築くイベントやアクティビティも予定しています。
4.
進路支援:大学受験対策やキャリア教育を並行して進め、将来の選択肢を広げます。
これにより、既存の通信制高校にはない、進学に向けた強力なサポートが提供されます。
無料プランの魅力
2026年の開校時期には、全ての生徒が有料プランである「正課生」と同等のサービスを無料で体験できる特別な期間が設けられています。この機会を利用することで、大学受験を目指す生徒が充実したサポートを受けやすくなります。特に1月から3月の3カ月間はこの無料サービスを最大限活用することができ、話題性も十分。
社会問題に取り組む新しい提案
最近、不登校や高校中退の子どもたちが増加し、進学意欲を持っていても選択肢が限られている現状があります。文部科学省の調査によれば、全日制高校の卒業生が進学する割合は約70%であるのに対し、通信制高校ではその数字が2~3割に過ぎません。この不平等な進路の壁を打破するために、シン・ガッコウは新しいオンライン学習コミュニティを提供し、優秀な人材が育つ土壌を育てていく意義を持っています。
代表者の想い
運営者の伊藤尭(いとうたかし)氏は、不登校や中途退学という困難な状況にある子どもたちに希望を与えたいという思いから、シン・ガッコウを立ち上げました。彼は、オンラインでの学びの場を設けることで、これらの生徒たちが持つ潜在能力を引き出し、教育の可能性を広げることを目指しています。また、彼自身が長年にわたり教育現場で培った知見を活かし、質の高いサポートを提供できる体制を整えています。
事前登録と今後の展望
現在、2026年1月のサービス開始に向けて事前登録を受け付けており、特に初期の3か月間は無料プランと有料プランの違いを廃止することで、全員に高品質な教育内容を体験してもらう機会を設けています。この新たな取り組みを通じて、未来の教育と言えるような新しい「学校」の形を提示し、多くの若者が進学や就職の道を拓いていけるようサポートしていく予定です。