津島遺跡おさんぽ
2025-04-30 23:05:25

岡山大学が「津島遺跡おさんぽの会」を開催し地域連携を促進

岡山大学が「津島遺跡おさんぽの会」を開催



2025年4月3日、国立大学法人岡山大学の大学院社会文化科学研究科の堀内研究室は「津島遺跡おさんぽの会」を主催しました。約25名の学生や関係者、地域の方々が参加し、歴史的な遺跡を巡りながらの交流を深める機会となりました。このイベントは、白石奈津栄大学院生と堀内孝教授による「高齢者には生涯学習と身体活動がお勧め」とするプレスリリースを基に企画されたものです。

岡山大学のMission「イノベーション創出によるWell-being社会の実現」に沿い、地域の人々が健康を意識しながら生涯学習に参加する場を提供することを目的としています。特に、楯築ルネッサンス・吉備学会が協力し、地域社会との連携を強めることが強調されました。

イベントの開始にあたり、堀内教授と槇野博史名誉教授が挨拶を行い、参加者はまず「倉敷市楯築墳丘墓出土特殊器台修復プロジェクト」に基づいて修復された楯築特殊器台を見学しました。これはクラウドファンディングを通じて実現したプロジェクトで、地域の歴史的遺産を学ぶ貴重な体験となりました。

次に、岡山県総合グランドにある遺跡&スポーツミュージアムに移動し、学芸員の指導のもとで展示内容を確認しました。このミュージアムでは、地域の歴史文化に触れながら学ぶことができる多彩な展示が受けられるため、参加者の興味を引く場となっています。

その後、参加者は津島遺跡を散策する30分のウォーキングコースと、キューティパイカフェへ直行するコースに分かれ、気軽に散策を楽しみました。散策の締めくくりにはカフェでアフタヌーンティーを楽しみながら交流を深げ、和やかな雰囲気の中での時間を過ごしました。

イベントには、地域のさまざまな団体や興味を持つ個人が参加し、特に岡山の国際理解教育を推進するNPO法人「こくさいこどもフォーラム岡山」や吉備学会のメンバーも出席していました。こうした地域のリーダーたちが参加することで、岡山大学の厚い連携が形になったことが印象的です。

また、参加者の中には多くの歴史愛好家もおり、遺跡の歴史的背景について熱心に講義を受けながら、新たな知見を得ることができたようです。さまざまなバックグラウンドを持つ人々が一堂に会することで、文化や歴史についての理解を深め、異文化交流の重要性も体感されました。

この「津島遺跡おさんぽの会」は、地域とのつながりを促進する大変意義のある取り組みです。今後も岡山大学が地域との協力を深め、有意義な学びの場を提供できることを期待したいと思います。こうしたイベントが地域社会に与える影響がより広がり、多様な人々が参加できるような取り組みが続いていくことを願っています。これからの岡山大学の活動に、益々目が離せません。


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