化学のワクワク体験
2025-09-27 00:33:26

岡山大学が開催した化学展に学生たちが興味津々で参加

大盛況の岡山化学展が開催



2025年8月8日から10日までの3日間、岡山タカシマヤで「おもしろワクワク化学の世界―’25岡山化学展」が開催されました。このイベントは、岡山大学の理学部、工学部、総合技術部が中心となり、訪れた2,086人の来場者を迎えました。

多彩な実験が体験できるブース



この化学展は、参加者がさまざまな実験を通じて化学の面白さを体感できる内容になっています。県内の大学や企業が出展した14のブースでは、さまざまなテーマが用意されました。理学部は「見えないつぶつぶ大発見!分子模型を作ろう!!」、「水を吸うふしぎな粉を使って実験しよう」などの興味深いテーマを展開しました。一方、工学部からは、「プチっとふしぎ!カラフルいくらを作ってみよう!」や「お風呂でサイエンス!入浴剤を作ろう!」など、子どもたちが楽しめる企画が盛りだくさんです。

さらに、総合技術部による「じわ~っとひろがる色のマジック!クロマトアートでしおり作り!」も人気を博しました。来場者たちは、自分の手で工夫しながら化学を学ぶことができる貴重な体験を得ました。

盛況の会場と入場制限



特に注目を集めたのは、最終日。開場から1時間も経たないうちに入場制限が設けられ、長い行列が続いたほどです。子どもたちはスタンプラリーをしながら全ブースを回り、化学の魅力を存分に感じていました。家族連れや友達同士で毎日参加する姿が見られ、会場は活気にあふれていました。

教授たちの想い



今回の化学展を担当した大久保貴広教授は、「化学が生活に密着した学問であるにも関わらず、学校での勉強で興味を失う子どもが多いのが現実。しかし、このイベントを通して化学の楽しさを感じてくれたことを実感しています。これをきっかけに興味を持つ子どもが増えることを願っています」とコメントしています。また、佐藤法仁副理事も「皆さんの協力で化学の面白さを伝えられた。今後も研究大学としての魅力を発信し続けます」と、今後の展望について語りました。

未来への期待



岡山大学は地域と共に歩み、持続可能な社会の実現を目指しています。このような取り組みを通じて、地域に根ざした研究活動を進めていく姿勢が、高く評価されています。化学の魅力を広めるイベントは、今後も多くの人々に新しい発見をもたらすことでしょう。岡山大学のさらなる挑戦に期待が高まります。


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