岡山大学がサステナビリティを議論
2025-04-20 02:31:21

国連大学SDG大学連携プラットフォーム公開シンポジウムにて岡山大学がサステナビリティを議論

岡山大学が国際シンポジウムに登壇



2025年3月27日、国連大学サステイナビリティ高等研究所が主催する公開シンポジウムが国連大学ウ・タント国際会議場で開催されました。このイベントには、多くの大学が参加し、サステナビリティに関する取り組みについて意見を交わしました。特に、岡山大学からは、グローバル・エンゲージメント担当の横井篤文副学長が登壇し、重要なテーマに焦点を当てました。

シンポジウムは、国連大学学長であるチリツィ・マルワラ氏からのビデオメッセージで幕を開けました。続いて行われたパネルディスカッションでは、「サステナビリティキャンパスの実現に向けた学生の活動」というテーマで、岡山大学を含む参加大学の具体例が紹介されました。横井副学長は特に、「ガバナンス」、「教育研究」、「環境・エネルギー」、「地域社会」の4つのカテゴリーに分けて、それぞれの大学の取り組みを詳しく解説しました。

岡山大学は、サステナブル経営においてAIとデータサイエンスを活用する方法についても掘り下げました。特に、米国のマサチューセッツ工科大学(MIT)での実例を通じて、効果的なアプローチについて紹介しました。これにより、参加者は、持続可能な社会を実現するための新たな考え方にはっとさせられたことでしょう。

学生たちの取り組み



シンポジウムの第2部では、大阪大学、関西学院大学、奈良教育大学からの学生たちが、それぞれの大学におけるSDGsに関する活動を発表しました。彼らは、自らのキャンパスでの取り組みを通じて、どのように持続可能性を追求しているのかを具体的に示しました。これにより、若い世代の力が未来のサステナビリティにどれほど重要であるかが再確認される時間となりました。

岡山大学は、今後もSDG大学連携プラットフォーム(SDG-UP)を通じて、他の大学と協力をさらに深化させていく方針です。特に、若い世代をはじめとする多世代の連帯を強化し、全国のみならず国際的にも日本の取り組みを発信できるよう、さらに努力を続けていく考えです。

このシンポジウムは、単に教育機関の連携に留まらず、地域社会との関係性を強化し、サステイナブルな未来を実現する重要な機会となりました。岡山大学の取り組みが、地域の中核をなす研究大学としての役割を果たしつつ、世界的なサステナビリティのリーダー的存在になることを期待しています。

また、国連大学SDG大学連携プラットフォーム(SDG-UP)自体は、SDGsの達成を志向する大学のネットワークとして、2020年から活動を開始しました。この取り組みを通じて、大学間の連携を強化し、高等教育の場での持続可能性の人材育成を目指しています。

今後も岡山大学は地域社会との共育共創を進めながら、持続可能な社会の実現に向けた変革をリードする存在となるでしょう。岡山大学の活動にますますの期待が寄せられることでしょう。


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