埼玉県と浦和麗明高等学校が共同制作した啓発動画のご紹介
夏が近づくにつれて、気温が高くなり、こどもが車内に放置される危険性が増します。この夏、埼玉県は大変重要な取り組みを行っています。それは、こどもの車内放置を防ぐための啓発動画を制作することです。浦和麗明高等学校のWebデザイン部とのコラボにより、車内放置がいかに危険であるかを社会に訴えかける内容となっています。
動画の概要
この動画のタイトルは「こどもの車内放置は児童虐待です」。約30秒のアニメーションでは、車内放置がもたらすさまざまなリスクを視覚的に伝えています。熱中症だけでなく、事故やさらなる危険を引き起こす可能性もあることを、柔らかいタッチで表現しています。子供たちの命を守るために、私たち一人ひとりができることを考え、行動することが求められています。
制作に協力した学生たち
制作に参加した浦和麗明高等学校の生徒達は、全力を挙げてこのプロジェクトに取り組みました。
「児童虐待防止に役立てばうれしい」と語る伊禮さんは、イラストによってメッセージを分かりやすく伝えることに情熱を注ぎました。
本多君は「動画全体の雰囲気が暗くなりすぎないように、明るい雰囲気を出せる楽器や音を選んで作曲しました」と話し、視覚だけでなく聴覚でも寄与しました。
公開と今後の展開
この動画は、YouTubeの埼玉県公式チャンネル「サイタマどうが」で視聴可能です。
こちらからご覧ください
今後、県内の商業施設や公共スペースでデジタルサイネージを通じて、この啓発動画の放映が予定されています。多くの人に見てもらい、意識を高めてもらうことを目指しています。
まとめ
こどもの車内放置は、命に関わる危険行為であり、児童虐待としても扱われます。社会全体でこの問題に目を向け、少しでも多くのこどもたちを守るための行動をとることが重要です。埼玉県と浦和麗明高等学校の取り組みを通じて、地域の皆様の理解と協力をお願い申し上げます。
お問い合わせ先
この啓発活動に関する詳しい情報やお問い合わせは、埼玉県福祉部こども安全課(直通048-830-3335、E-mail:
[email protected])までご連絡ください。