「愛の家子ども食堂in瑞巌寺」について
岐阜県各務原市に位置する瑞巌寺で毎月実施されている「愛の家子ども食堂in瑞巌寺」は、地域の新たな交流の場として注目されています。メディカル・ケア・サービス東海株式会社が運営し、認知症対応型共同生活介護を特色としたこの食堂は、2024年9月にスタートし、すでに10回を迎えました。参加者は毎回約40人と、大変な人気を誇っています。
地域共生社会の実現
この取り組みは、コロナ禍において薄れた地域のつながりを再生し、参加者全員が役割を持って輝ける地域共生社会の実現を目指します。認知症の方も食堂の運営に関わりながら、子どもたちと自然に交流を深めることができます。食堂の目的は、地域の世代を超えた交流を生むことにあります。
お寺が担う役割
「愛の家子ども食堂」が開かれる理由には、地域で親しまれてきた瑞巌寺の存在があります。介護事業所への心理的な敷居を低くするために、お寺という親しみやすい場所を選んだのです。この選択にあたっては、瑞巌寺からの支持もあり、また各務原市の支援も得てこの活動が実現しました。
参加者の声を大切に
「愛の家子ども食堂in瑞巌寺」は、参加者の反応を重視しています。初回開催時に収集した意見をもとに、昔遊びの企画や季節ごとのイベントを取り入れるなど、皆が楽しめる場を目指しています。おじいちゃんおばあちゃんと一緒に遊ぶことで、子どもたちの交流も深まるでしょう。
今後の予定
次回の開催は2025年7月11日(金)で、以降も毎月第2金曜日を基本に定期的に実施されます。新たな子育て世代や地域住民のためのサポートが期待されており、地域社会の未来を担う子どもたちを応援すると共に、過去の交流の大切さを再認識する場となるでしょう。
開催概要
- - 名称: 愛の家子ども食堂in瑞巌寺
- - 次回日時: 2025年7月11日(金) 16:30~19:00
- - 場所: 瑞巌寺(岐阜県各務原市那加北洞町1-325)
- - 対象: 子ども(高校生まで)、保護者、地域住民
- - 参加費: 子ども無料、大人500円
- - 定員: 40名程度
- - 申し込み方法: 専用フォームからお申し込み
この活動を通じて、顔の見える関係が育まれ、地域全体が支え合う温かいコミュニティが形成されています。「愛の家子ども食堂in瑞巌寺」はただの食堂ではなく、地域社会を活性化する重要な拠点であることを証明しています。