アスリート共創プログラム
2025-09-12 13:43:33

アスリートとの共創で進化する『2025年度さいたま市版SOIP』パートナー企業募集開始

アスリートとの共創で進化する『2025年度さいたま市版SOIP』



2025年度より始まる『さいたま市版SOIP(Sports Open Innovation Platform)』では、株式会社ザスモールシングスとさいたま市、一般社団法人さいたまスポーツコミッションが連携し、女性が直面する課題の解決を目指す新たなプログラムの参加企業を募集中です。8月20日から開始されたこの募集は、スポーツと企業の共創によって、女性アスリートとともに社会課題を解決し、新たなビジネスの創出を図ることを目的としています。

本プログラムは、アスリート主体の共創モデルを掲げており、国内外で注目される新しい試みです。具体的には、プロサッカーチームの浦和レッドダイヤモンズや大宮アルディージャが前回年度のアスリート側パートナーとなり、成功を収めました。今年度は、参加する女性アスリートやスポーツチームの数が大幅に増え、「女性が直面する社会課題」へ特化した共創テーマを設けることで、プログラムのスケールアップを図っています。

女性アスリートとの共創テーマ


今年度の共創では以下の4つのテーマが設定されています。これらのテーマに基づき、各アスリートと企業が共に共同作業を行います。

1. 自分らしく健康に向き合う取り組み


アスリート:尾池望(元マラソン選手)、村上茉愛(元体操選手)
このテーマでは、健康面での制約や不安を軽減する取り組みを目指します。

2. 自由な活動を可能にする環境づくり


アスリート:大山加奈(元バレーボール選手)、小野塚彩那(元フリースタイルスキー選手)
妊娠や出産などライフステージに関する課題に対し、支援や環境整備を行い、女性が活動を続けやすい社会を目指します。

3. 固定観念にとらわれない社会をつくる取り組み


アスリート:筏井りさ(フットサル選手)、市橋有里(元陸上競技選手)
性別によるバイアスを取り除くことを目指し、全ての人が平等に活動できる文化の創出を図ります。

4. 女性の参画領域を拡げる取り組み


アスリート・チーム:小林円香(3x3バスケットボール選手)、戸田中央メディックス埼玉(ソフトボールチーム)
STEMやDXといった分野での女性の参画を促し、多様性を基盤とした産業の発展を目指します。

プログラムの流れ


参加企業に対しては、以下のようなスケジュールで進行していきます。

  • - 2025年9月10日:応募受付開始
  • - 2025年9月19日:応募説明会
→ オフライン・オンライン併用
  • - 2025年9月30日:応募締切
  • - 2025年10月15日・16日:チームとの顔合わせ・メンタリング

メンタリングを通じて、企業はアスリートと共にアイデアを練り上げ、社会に実装可能な事業プランの開発に取り組むことができる機会が設けられます。

企業の参加メリット


本プログラムへの参加により、企業は業界のメンターによるビジネスメンタリングを受け、事業開発に必要な費用の支援を受けることができます。また、新たな共創パートナーとの出会いやネットワーク形成を通じて、社員企業のイノベーションを促進し、CSRやSDGs推進にもつながる期待が高まります。

まとめ


女性アスリートと企業の参加を通じて、社会課題を解決し、持続可能なビジネスの発展を目指す『さいたま市版SOIP』の取り組み。このプログラムは、共創の力で新しい価値を生み出す素晴らしい機会となることでしょう。参加を希望する企業は、ぜひこの機会を活かしていただきたいと思います。地域の発展と女性の活躍をサポートするプログラムの詳細については、こちらからご確認ください。



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