大宮盆栽村でデジタルアートの新たな試み『Sleeping Memory』を展示

大宮盆栽村で新たなアートプロジェクトが始動

さいたま市の大宮盆栽村にて、アーツカウンシルさいたまが主催する文化発信プロジェクト「空想するさいたま」が、画期的なオーディオビジュアル作品『Sleeping Memory』の展示を行います。2025年の2月8日から16日までの期間中、盆栽とデジタルアートが融合する空間が広がります。

プロジェクトの背景

「空想するさいたま」は、さいたま市の豊かな文化資源を基にしたデジタル作品の制作を通じて、市の魅力を発信しようとする取り組みです。令和6年度のテーマは「盆栽」であり、作品『Sleeping Memory』は、植物の情報伝達に着目した研究にインスパイアされています。この作品では、盆栽の知覚を通じて、さいたま市の街の記憶が「映像」と「音」で表現されます。

本作品は来場者の動きに応じてリアルタイムに変化し、あたかも観察者自身がアートの一部になっているかのような体験ができます。この新しいアートの形を、ぜひ現地で体感してみてください。

展示詳細

- 会期: 2025年2月8日（土）～2月16日（日）
- 開館時間: 10:00～17:00

初日2月8日（土）は15:00まで、2月14日（金）は19:30までの特別開館

- 会場: 盆栽四季の家（さいたま市北区盆栽町267-1）
- 入場: 無料、申込不要（ただし、混雑時には入場を制限する場合があります）

オープニングイベント

展示初日、2月8日（土）には特別イベントとして、アーティストによる作品説明とオープニングパフォーマンスが実施されます。パフォーマンスは15:30からの予定で、定員は15名、参加無料ですが、事前申し込みが必要です。1月7日（火）10:00からアーツカウンシルさいたまの公式ウェブサイトから申し込むことができます。

アーティスト紹介

レオニード・ズヴォリンスキー
作曲家でありニューメディアアーティスト。モスクワ音楽院を首席で卒業後、音響映像芸術の専門教育を受ける。現在は東京藝術大学大学院に在学中で、現代音楽とニューメディアアートを融合させた新しい表現に取り組んでいます。植物の情報伝達に関する研究も行い、音の錯覚効果をアートに応用しています。

生命の躍動
音楽アーティストmidorimと身体表現アーティストふくいさほが結成したユニットで、2023年から活動を開始。二人はお互いの感覚を探求する独自のパフォーマンスを展開中です。