所沢市庁舎に小学生の想いを込めた巨大モザイクアートが登場!
所沢市庁舎の基幹設備改修工事が進行中ですが、地域の活性化を目的とした興味深い取り組みが始まっています。「まちを笑顔にプロジェクト第2弾」として、所沢市のシンボルである飛行機をモチーフにした巨大モザイクアートが掲出されました。このアートは、地元の市立小学校の5年生約1000人の絵から作り出されています。
企画の背景
このプロジェクトは、改修工事が行われる3年間、市庁舎の一部が工事で覆われる中、地域の人々とつながることを目的としています。具体的には、子どもたちが描いた絵画をデータ化し、それをもとにモザイクアートを制作することで、工事中でも市民に親しまれる「新しい顔」を作り上げるという意図があります。加えて、作品の中には所沢市のマスコットキャラクター「トコろん」を隠して配置し、来庁者が楽しめる仕掛けも施されています。
モザイクアートの特長
この作品は約1000枚の小さな絵画から成り立っています。モザイクアートという手法を用いることで、小さな子どもたちの絵が大きな一つの作品にまとめられ、集団の力を示すものとしての意義があります。この取り組みを通じて、子どもたちは自らの地元に対する愛着を深め、未来の進路を考えるきっかけともなれば嬉しい限りです。
所沢市の航空文化を育む
所沢市は日本の航空発祥の地として知られています。市内には多くの飛行機が展示され、地域の象徴とされています。このプロジェクトでは、子どもたちが愛する所沢航空記念公園に展示されている飛行機をモチーフにすることで工事期間中でも新たなシンボルが生まれることを目指しています。
展示の詳細
- - 掲出場所: 所沢市庁舎敷地内(庁舎西口広場)
- - サイズ: 全長 10.0m × 縦 2.2m(モザイク部分 4.5m × 縦 2.0m)
- - 掲出期間: 2025年11月25日(火)~工事終了まで(予定)
- - 参加者: 所沢市市立小学校5年生 985名
- - 協力: 所沢市・所沢市教育委員会
まちを笑顔にプロジェクト
このプロジェクトは「地域に笑顔を広げる」というテーマで正和工業が開始したもので、過去には春日部市での子どもたちの絵を使ったアート展示も行われました。これからも地域と共に歩む活動を継続していくとのことです。
正和工業とは
正和工業は、総合リノベーション企業として埼玉県春日部市に本社を構え、63年の歴史を持っています。工事を通じて「社会を笑顔で満たす」という理念を実現するために、様々な取り組みを行っています。
作品の観覧方法
モザイクアートの詳細やその魅力を知るには、正和工業の公式サイトやInstagramアカウントをチェックしましょう。地域愛が詰まったこの楽しいプロジェクトに、ぜひ足を運んでみてください!