埼玉県がデザイン支援の新サービス「SAITAMAデザイナーズバンク」をスタート！

埼玉県がデザインに特化した支援プログラムを開始

埼玉県が新たに「SAITAMAデザイナーズバンク」を設立し、中小企業のデザインに関する課題解決を支援する取り組みを開始しました。このプロジェクトは、埼玉県産業技術総合センターが設置した「SAITECデザインイノベーションセンター」の一環として、デザインを通じて地域の中小企業をサポートすることを目的としています。

「SAITAMAデザイナーズバンク」の特徴

「SAITAMAデザイナーズバンク」は、商品開発やブランディング、プロモーションなど、様々な専門分野のデザイナーが登録されています。これにより、企業は自社のニーズに合ったデザイナーを選び、課題解決に向けた支援を受けることができます。特設サイトでは、登録デザイナーの制作事例や専門分野が確認できるため、企業は多様な選択肢から最適なデザイナーを探索可能です。

今後もデザイナーの登録は進められ、バンクはさらなる充実を図る予定です。この取り組みは、埼玉県が地域経済を活性化させる手助けになり、デザインの力でビジネスに貢献することを目的としています。

デザイナー派遣事業の流れ

このデザイン支援を受けるには、企業は「SAITAMAデザイナーズバンク」から派遣依頼をすることが求められます。受け付けている対象者は、埼玉県内に主たる事業所を持つ中小企業、任意グループ、または創業を予定している方々です。以下の流れで支援が行われます：

1. 問い合わせ 企業がSDICのホームページを通じて問い合わせを行います。
2. ヒアリング SDICの専門職員が企業の抱える課題をじっくりと聞き取ります。
3. デザイナー選定 「SAITAMAデザイナーズバンク」に登録された中から、企業のニーズに最適なデザイナーが選ばれ、マッチングが行われます。
4. 派遣と支援 デザイナーが企業に派遣され、SDICの専門職員がともに課題解決に伴走していきます。このプロセスは、1つの課題に対して最大10回まで実施されており、企業負担は1回あたり3,000円です。