自動フォークリフト「AutoFork」が大きな一歩を踏み出す
埼玉県内の製造業において、自動化の波が着実に広がっています。2025年12月25日、株式会社ハクオウロボティクスは自社開発の自動フォークリフト「AutoFork」の量産モデルを初めて国内の製造工場に納品しました。この動きは、自動化が求められる物流・製造業界において、重要なマイルストーンとなります。
自動化の必要性
製造業や物流業界では、労働力不足が深刻な問題となっており、自動フォークリフトの導入が急務とされています。従来の自動化ソリューションには、高い導入コストや保守体制の整備、部品供給の安定性といった課題がありました。しかし、ハクオウロボティクスは三菱ロジスネクストと協力し、信頼性と迅速な供給が可能な量産体制を構築。この成果が、ついに現場での実用化を実現させました。
AutoForkの特長
新たに納品されたAutoForkの量産モデルは、試作・検証段階で得られた知見を基に現場での「止まらない運用」を設計の中心に据えています。以下のポイントが特に注目されます。
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量産設計:三菱ロジスネクストのプラットフォームを活用し、高い堅牢性を備えつつ安定した部品供給とメンテナンス性を確保しました。
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導入が容易:反射ポールを用いた自己位置認識技術により、大規模な施設改修が不要であり、既存の物流や製造現場にスムーズに導入できます。
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将来に向けた柔軟性:WMS(倉庫管理システム)やWES(倉庫運用管理システム)との連携が可能で、多台数運用や業務拡大にも対応できる構成となっています。
導入された工場での活用法
今回の納品先である製造工場では、自動車部品が格納されたパレットの搬送にAutoForkを活用しています。完了した生産工程から自動倉庫の投入口、検査工程まで自動で搬送し、工場内の作業を効率化。これにより、工程間搬送にかかる人手を減少させ、作業の標準化を実現しています。
今後の展開
ハクオウロボティクスは、初の量産モデル納品をスタート地点に、AutoForkの提供を本格化していきます。製造業や物流業界のニーズに応えた搬送自動化を推進し、先進的な物流体験を生み出していくことでしょう。
ハクオウロボティクスのビジョン
ハクオウロボティクスは「『モノを運ぶ』のない世界へ」という理念のもとに設立され、物流の完全自動化を目指しています。このビジョンのもと、同社の独自開発した自動運転ソフトウェアと物体認識技術により、使いやすく実用的な自動フォークリフトの提供に努めています。また、今後はロボティクスの力を活用して、新たな価値を提供し続ける姿勢を貫いています。
ハクオウロボティクスのAutoForkは、物流業界の未来を切り拓く重要な存在となることでしょう。今後の展開に期待が寄せられます。