岡山大学の新入生向け資料作成活動、学長が参加しメッセージを発信

岡山大学が新入生支援のための取り組みを実施

2025年3月3日、岡山大学にて新入生のための資料セット作業が行われました。この取り組みには、那須保友学長をはじめとする理事たちが自ら参加し、地域の特性を活かした育成を目指しています。

この日の活動では、まず岡山大学グッドジョブセンターの職員たちと共に朝礼が行われ、その後、日常的に行われるタオルたたみの活動が続きました。学長はこの作業の中で、工学部新入生向けの資料を50部手際よくセットし、自身の手で新入生への想いを込めました。作業の流れの中で、最初の10部と最後の10部の出来栄えに違いが見られることにも気づき、工夫が必要であることを実感したと語っています。

また、作業の締めくくりとして、学長は設定した目標の重要性を指摘。「どんな仕事にも、その先にある人の人生を考え、仕事に向き合うことの大切さをわかってほしい」とのメッセージを参加者に伝え、地域大学としての役割について再考する貴重な機会となりました。

岡山大学は、地域の中核大学として特有の研究に打ち込んでおり、その成果を地域に還元することを目指しています。グッドジョブセンターは、その一環であり、障がいを持つ方々の雇用や社会参加を積極的に支援しています。今回の資料セット作業は、その活動の重要なステップでもあり、新入生が大学生活をスムーズにスタートできるよう、学校全体で支援していることが伺えます。

岡山大学の今後の取り組みに期待が高まる中、このような支援活動が学生たちの人生にどのように影響を及ぼすのか、注目されるところです。地域中核・特色ある研究大学として位置づけられる岡山大学がこれからも進化していく様子に目が離せません。新入生を迎える準備が整いつつある中、引き続き岡山大学の取り組みを見守っていきましょう。