看護師たちの物語を漫画で届ける「ナース漫画大賞2025」
看護師や看護学生約140万人が参加する「ナース専科」にて、新たに「ナース漫画大賞2025」が開催されることが発表されました。この賞は、看護現場の実際のエピソードを漫画化することで、看護師や患者の心温まるストーリーを広めるものです。ここでは、ナース漫画大賞の内容や応募方法、過去の受賞作品について詳しくご紹介します。
ナース専科とは?
「ナース専科」は、看護師や看護学生向けのコミュニティサイトであり、悩み相談ができる掲示板や最新の医療ニュース、国家試験対策など、様々な情報を提供しています。2014年からは、看護師が実体験を持つエピソードを募集し、漫画として掲載する「ナース漫画」コーナーも設けられています。これにより、看護師同士の情報交換や感情の共有が促進されています。
「ナース漫画大賞2025」の概要
「ナース漫画大賞2025」は、看護現場でのエピソードを漫画化する「エピソード大賞」と、過去1年間に掲載された作品の中から投票で選ばれる「ナース漫画大賞」の2部門で構成されています。特にエピソード大賞では、新たに「忘れられない看護実習」部門が設けられ、看護学生の視点からも応募を受け付けます。
応募部門
1.
忘れられない患者さん部門:看護師経験のある方
2.
忘れられない看護教授部門:看護学生
3.
忘れられない看護師さん部門:受診・入院経験のある方
応募は、専門サイトを通じて行え、締切は2025年3月31日です。各部門では、入賞作品が漫画として発表されるだけでなく、副賞も用意されています。
エピソード募集の特徴
エピソードは、単なる体験談ではなく、看護師や看護学生、患者の感情や思いが寄せられる物語でなければなりません。具体的には、経験した中で印象深い出来事や、患者との心温まる交流などが求められています。これにより、読者に共感を呼び起こし、看護に対する理解を深めることが期待されます。
過去の受賞作品
既に「ナース漫画大賞」は過去に行われた実績があり、その中でも特に注目を集めたのが、「脳腫瘍のお父さんとの最期の生活」という作品です。このような実体験に基づいた感動的なストーリーは、多くの人々に響き、看護の意義を再確認させるものです。
まとめ
「ナース漫画大賞2025」は、看護のリアルな物語を漫画を通じて発信する貴重な機会です。看護師や看護学生、患者の視点でのエピソードを通じて、看護に対する感謝や理解を深めるためのプロジェクトとして、多くの方々の参加が期待されています。
詳しい情報や応募に関しては、特設サイトをご覧ください。漫画を通じて、看護の素晴らしさや感謝の気持ちを共有しましょう。