国吉康雄模写展
2025-01-05 16:37:15

岡山大学病院で国吉康雄の模写作品が展示開始!美術と癒しのコラボレーション

岡山大学病院での国吉康雄模写作品展の開催



岡山大学病院の総合診療棟1階にて、岡山市出身の洋画家、国吉康雄の実寸大模写作品が展示されています。この展示は、「国吉康雄記念・美術教育研究と地域創生講座」が主催し、地域文化の発展を目指す「国吉祭2024」の一環です。国吉康雄の作品は、アメリカで活躍した社会活動家でもあり、その芸術的な遺産は地域に深い影響を与えています。

この展示では、国吉康雄が使用した画材を使って制作された模写作品が展示されています。特に注目すべきは、模写としては珍しい「実寸大」である点です。このプロジェクトは、広島市立大学や筑波大学で学ぶ学生たちによって行われ、国吉康雄が好んだ「カゼイン」と呼ばれる独自の絵の具を使用した作品も揃っています。

「少女よ、お前の命のために走れ」といった作品の制作過程も展示され、薄く塗り重ねられた絵具の層が印象的です。また、国吉の晩年の作品「ミスターエース」や「安眠を妨げる夢」など、彼の画業を象徴する傑作も見ることができます。

このように、岡山大学病院はアートを取り入れた環境作りに力を入れています。院内には寄付された絵画や職員・学生が手掛けた作品が展示され、訪れる人々に癒しを提供しています。今回のプロジェクトにより、病院のメインストリートがダイナミックなアートスペースに生まれ変わり、ますます芸術との融合が進んでいます。

今後は、岡山大学5D Lab.や附属図書館と協力しつつ、展示替えを行いながら、定期的に新たな作品を見ることができる予定です。キュレーターや学生たちが一緒に作り上げたこのプロジェクトは、地域におけるアートの重要性を再認識させる良い機会となるでしょう。

ぜひ、岡山大学病院を訪れ、国吉康雄の作品と共に、アートがもたらす癒しの力を体感してみてください。この展示は、アートの力が医療と結びつく新しい試みとして、多くの人々に感動を与えることでしょう。岡山大学と岡山大学病院の取り組みには、今後もぜひ注目していきたいですね。


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