カインズが「わんわん祭り2024」で行った寄付活動
埼玉県本庄市に本社を構える株式会社カインズは、2024年の10月23日から12月2日の間、「カインズ わんわん祭り2024」と題したイベントを開催しました。この祭り期間中に販売された対象商品の売上から、なんと111万円が公益財団法人どうぶつ基金に寄付されました。この寄付は、カインズが人とペットが共生するコミュニティづくりを目指して始めた活動の一環として行われました。
寄付金の行く先
この寄付金は主に、飼い主のいない猫の不妊手術や保護犬・保護猫の新たな飼い主探しを支援するために使用される予定です。たとえば、「さくらねこTNR」事業の一環として、繁殖を防止する取り組みが行われます。また、どうぶつ基金は多頭飼育崩壊にあった犬や猫の支援も行っており、これらの活動に重要な資金となることでしょう。
地域とのつながりを大切に
カインズは、「くみまち犬猫譲渡プロジェクト」という譲渡会を各店舗で実施するなど、地域の保護犬・保護猫とその飼い主をつなぐ取り組みにも力を入れています。オンラインで出会いを提供する「しっぽの出逢い」というマッチングサービスも運営しており、様々な形で犬猫たちの幸せな未来を支えるプロジェクトに貢献しています。さらに、寄付金の活動だけでなく、地域の保護団体とも連携し、譲渡促進に向けたパートナーシップも締結しました。
更なる取り組みへ
カインズは今回の「わんわん祭り2024」の成功を受け、2025年2月1日から開催する「カインズ にゃん祭り2025」にも寄付活動を組み込む計画を発表しています。このように、愛犬家や愛猫家と地域が一体となって犬猫支援の輪を広げる姿勢は、多くの人々からの支援を期待されます。
物資支援の取り組み
また、2024年11月にはカインズ 鶴ヶ島店での「わんわん祭り」イベントにおいて、保護団体への物資支援を目的とした「くみまちしっぽ応援ボックス」を設置しました。ここに寄せられた未開封・未使用のペット用品やフードは、NPO法人ねこネットワークを通じて保護犬団体に届けられました。このような活動も通じて、地域社会における動物愛護の意識が高まり、より良い未来を目指す土台が築かれていることが感じられます。
最後に
カインズの活動は、単なる寄付に留まらず、様々な取り組みを通じて地域社会と密接に関わりながら進められています。これからもカインズが地域の犬猫たちを支えていく姿勢を多くの人が見ることができることを期待しています。愛犬や愛猫と共に幸せな生活を送るために、地域全体で協力し合うことが、今求められています。