越井木材工業との連携で進化するケイアイスター不動産の環境保全活動

埼玉県本庄市に本社を構えるケイアイスター不動産株式会社は、環境保全において新たなマイルストーンを達成しました。これは、建築資材のパートナーである越井木材工業株式会社から、2023年12月21日から2024年12月20日までの間に732tの二酸化炭素 (CO2) 固定量を認定されるという画期的な結果に繋がりました。この成果は、両社の協力の賜物であり、ただの技術革新にとどまらず、さらなる持続可能な社会の構築を目指しての一歩です。

環境への真摯な姿勢

ケイアイスター不動産は、建築分野において持続的な発展を目指し、多様な環境保全活動に取り組んできました。例として、太陽光発電システムの導入を含む分譲住宅の提供や、国産材100%を使用した規格型平屋注文住宅「IKI」の展開が挙げられます。これらの取り組みは、国内外での気候変動への対応において、当社の姿勢を明確に示しています。

越井木材工業の代表取締役社長、越井様は、「豊富な森林資源を有効に利用するためには、必要な時に必要な量をお届けするサプライチェーンが重要です」とコメントし、ケイアイスター不動産の取り組みを称賛しました。

CO2固定化の重要性

「外壁下地材」とは、建材の一種で、適切に保存されることで長寿命を維持し、その結果として木材に含まれるCO2を固定化する役割を果たします。特に、スギのCB胴縁は全国で広く使用されており、耐久性に優れた製品です。これにより、環境への負荷を軽減し、脱炭素社会の実現に寄与しています。

今後の展望

今後もケイアイスター不動産は、環境保全活動を一層強化する方針です。具体的には、戸建分譲住宅やアパートなど、様々な建物に国産材を積極的に利用する計画があります。さらに、各種建築資材パートナーと連携し、炭素固定活用を進めていく意向を示しています。

ケイアイスター不動産について

ケイアイスター不動産は、「豊かで楽しく快適なくらしの創造」を経営理念に掲げており、「すべての人に持ち家を」というビジョンを持っています。同社は、テクノロジーを活用した「KEIAIプラットフォーム」を基盤に、高品質で低価格なデザイン住宅を提供しています。2024年3月期の売上高は2,830億円、年間の販売棟数は8,202棟を超えています。今後も不動産業界においてデジタルトランスフォーメーション（DX）を推進し、さらなる成長を目指しています。