保育所の完全給食
2025-04-02 10:14:27

鶴ヶ島市と鈴茂器工が実現した市立保育所の完全給食の取り組み

鶴ヶ島市と鈴茂器工の連携で進化する給食



鶴ヶ島市に本社を置く鈴茂器工株式会社は、市立保育所での完全給食を実現するための取り組みを進めています。令和7年3月25日、鶴ヶ島市立富士見保育所にて、地域貢献事業に関するメディア発表会が行われ、大きな注目を集めました。この取り組みは、子供たちを食で支援することを目的としており、給食の質や効率を大幅に向上させるものであります。

ご飯盛付けロボットFuwaricaの導入



今回のプロジェクトでは、鈴茂器工が開発したご飯盛付けロボットFuwaricaが、鶴ヶ島市内の鶴ヶ島保育所と富士見保育所に寄付されました。このロボットを活用することで、ボタン一つで「早く」「正確に」「衛生的に」温かいご飯を提供することが可能になり、調理員の作業負担を軽減します。

Fuwaricaは、年齢に応じた適正量のご飯を盛り付けできるよう設計されており、0歳から2歳までの子供には80グラム、3歳から5歳の子供には120グラムが目安となっています。この新しいシステムにより、調理スタッフは効率的に盛り付けを行うことができ、子供たちに対してより質の高い給食を提供できるようになるのです。

地域貢献としての意義



発表会には、鶴ヶ島市の齊藤芳久市長と鈴茂器工の谷口副社長が登壇し、取り組みの背景や意義について語りました。齊藤市長は、「地元で作られた製品で育った子供たちが、将来世界に羽ばたく姿を見たい」と述べ、地域の未来を見据えた温かいメッセージを送っています。谷口副社長も、「日本全国、そして世界に米飯食文化を広める役割を果たしたい」と意気込みを語りました。

実際の給食の様子も紹介され、子供たちがFuwaricaで盛り付けられたご飯を楽しむ姿が見られました。参加した子供たちからは「ふんわり、ふっくら」「温かくて美味しい」といった喜びの声が上がり、給食への期待感が高まっていることが感じられました。

新工場の建設と今後の展望



さらに、鈴茂器工は鶴ヶ島市に新工場「鶴ヶ島テックプラント」を建設中で、2024年3月の操業開始を目指しています。この工場では、寿司ロボットやご飯盛付けロボットの製造が予定されており、地域経済へのさらなる貢献が期待されています。外食産業における人手不足という課題を解決するために、鈴茂器工は常に新たな取り組みを進めています。

このプロジェクトは、地域の教育や育成において重要な役割を果たすと同時に、企業による社会貢献のモデルとしても注目されています。今後、市立保育所での完全給食が始まることで、地域全体が「食」の重要性を再認識し、次世代を育てていくことに寄与するでしょう。

是非、鶴ヶ島市のこの取り組みを見守っていきたいですね。


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