セブン‐イレブンでの省エネ実証実験が始動 - 日立の最先端技術とは
2023年、日立グローバルライフソリューションズ(以下、日立GLS)とセブン‐イレブン・ジャパンが提携し、48店舗での省エネと設備管理の効率化を目指した実証実験を開始しました。この実証実験では、日立の先進的なAIを搭載した空調管理システム「exiida空調省エネ制御」を活用し、店舗の空調機器の効率的な運用が試みられます。
環境配慮と働きやすさの両立
日立とセブン‐イレブンは、環境への負荷軽減と従業員の作業環境の整備に共に取り組んでいます。特に、「exiida空調省エネ制御」は、空調機器の稼働状況をリアルタイムで把握し、AIによって最適な制御を実現。このシステムによって、店舗内の快適性を維持しながらも、消費電力量の削減を図ることができます。
加えて、このシステムには日立独自の「凍結洗浄」機能が搭載されており、熱交換器の汚れを自動で抑制できます。これにより、清掃作業の頻度が減るだけでなく、空調のパフォーマンスも維持され、メンテナンスの負担も軽減されることで、従業員の作業環境が一層改善される見込みです。
消費電力量削減を目指す
今回の実証実験の目標は、店舗の空調機器による消費電力量の約30%削減です。これは、セブン‐イレブンの過去のデータを基にした試算であり、実際の店舗運営における数字とも整合性があるとしています。更に、運転自動化や清掃回数の削減が進むことで、従業員の作業負担の軽減や、より快適な勤務環境の実現が期待されています。
先進技術を駆使した未来の店舗運営
日立は、空調機器から得られるデータを活用し、さらなる技術革新を検討中です。具体的には、フロン漏洩の監視を行う簡易点検の自動化や、空調機器の故障を未然に防ぐための機能が開発が進められる予定です。
日立GLSは、「HMAX for Buildings」という次世代ソリューションの一環として、これらの技術を提供し、セブン‐イレブンの持続可能な店舗運営を支援していきます。これにより、店舗だけでなく、地域社会全体の環境改善にも寄与することを目指しています。
日立の成果と未来へのビジョン
日立グループは、IT、OT(運用技術)、プロダクトの統合による社会イノベーションを推進し、幸福と経済成長を両立させる社会の実現を目指しています。日立GLSが掲げる「ひとりひとりに、笑顔のある暮らしを」という理念のもと、持続可能な未来を築くための取り組みを続けていくとのことです。
公式サイトでは、「exiida」を含む各種空調ソリューションや、日立の全体像が紹介されています。興味のある方はぜひ、チェックしてみてください。
日立の空調IoTソリューション「exiida」について
日立グローバルライフソリューションズについて