株式会社I-ne、新たな社外取締役に水留浩一氏を内定

株式会社I-ne、新社外取締役水留浩一氏を内定

株式会社I-neは、2025年5月26日の取締役会において、水留浩一氏を社外取締役に内定したと発表しました。水留氏は日本航空やスシローの経営で培った豊富な経験を活かし、同社の成長を支援することが期待されています。正式な就任は2025年9月26日に開催される臨時株主総会で決定される予定です。

水留浩一氏の経歴

水留浩一氏は、1968年1月26生まれ。彼のキャリアは1991年に電通へ入社したことに始まり、その後、アンダーセンコンサルティング（現アクセンチュア）、そしてローランド・ベルガーにて実績を重ねました。2005年にはローランド・ベルガーの日本法人の代表取締役に就任し、業務の拡大に寄与しました。

その後、2009年には企業再生支援機構の常務取締役として、経済の復興に向けた活動に取り組み、2010年には日本航空の取締役副社長に就任。難しい経営環境の中で、同社の再生計画に深く関与しました。

さらに、2015年からはスシローの社長を務め、逆風の中での業績回復を実現させ、海外への進出を推進しました。これらの経験から、企業経営者としての視点や市場に対する深い理解を持つ水留氏は、多角的な視野を持つ優れた人材です。

I-neの今後の戦略

I-neは、自己のブランドの確立と海外事業の展開を進めています。主力ブランドには、ボタニストやサロニアなどがあり、これらのブランドは国内外で高い評価を得ています。水留氏の就任を通じて、I-neは既存事業のさらなる成長を図り、新領域への進出にも力を入れていく方針です。

期待される役割

水留氏がI-neに加わることで、特に海外市場への進出戦略や経営監督の機能が強化されることが期待されています。そして、I-neが掲げる中期経営計画の達成にも重要な役割を果たすとみられています。彼の豊富な経験と実績を基に、I-neの次なるステージに向けた支援や助言が行われることでしょう。

水留氏の経歴はそのまま企業の成長に直結し、経営戦略の確立にも寄与すると考えます。I-neの今後の展開に目が離せません。