岡山大学学長がブラジルで日本文化を語る講演開催

岡山大学学長、ブラジルでの講演会に参加

2024年12月8日、岡山大学の学長、那須保友氏がブラジルのサンパウロで開催された講演会に出席しました。このイベントはブラジル岡山県文化協会の協力により実現し、「日本の未来：那須保友学長と学ぶ岡山大学」というタイトルのもと、地元の学生たちを対象に行われました。

当日は、40人以上の関係者が集まり、熱心に耳を傾けました。那須学長はまず岡山や岡山大学の魅力について語り、日本留学の可能性も提案しました。特に岡山県については、「気候も良く住みやすい環境。奨学金制度も充実している。」と強調し、ブラジルからの留学生受け入れの意欲を示しました。

ブラジルで感じた日本の魅力

講演の中では、岡山の豊かな文化や自然について詳しく説明し、参加者に岡山大学が提供する留学生向けプログラムについても案内しました。「日系人の方々には自分のルーツを知り、大切にしてほしい」とのメッセージも伝え、参加者に強く意識を促しました。

質疑応答の時間では、学生たちからの質問が相次ぎました。「岡山大学でどのような勉強ができるのか」や「試験は英語や日本語で受けられるのか」といった具体的な内容についての問いがありました。これには、岡山大学への留学に対する関心の高さを物語っています。

生の声を聞けた意義

参加者の中には、「インターネットで知ることができなかった日本に関する情報を得ることができた」との声もあり、実際に学長からの直接の説明を聞くことで、日本への留学希望が一層強まった者も多かったようです。原稿やデジタル情報だけでは伝わらない文化の深さや学びの新しさを実感する機会となったことでしょう。

今後の展望

岡山大学では、これまで受け入れが少なかった中南米からの留学生獲得を目指し、引き続き国際的な発信を強化していく方針です。グローバル人材の育成に力を入れ、地域社会とのつながりを大切にしながら学生の交流を促進しています。今後も、岡山大学の取り組みに期待が寄せられています。

このようなイベントを通じて、岡山大学は世界の舞台で活躍できる人材育成に貢献し続けます。皆さんにも岡山大学の新たな取り組みにぜひご注目いただきたいと思います。