ニューコムが「dbSheet EX11」を発表
埼玉県のさいたま市に本社を構える株式会社ニューコムが、2023年3月21日から業務効率化を目指す新製品「dbSheet EX11」を発売しました。これは、主力製品である「dbSheet」の最新バージョンであり、Excelの機能をそのまま活用できることを強みとしています。
Excelの限界を超える
多くの企業が日常的に利用しているExcelですが、部門間の情報共有や複数ブックの集計、管理の複雑さが課題として挙げられています。これらの問題は、業務の効率化やデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進を妨げる要因となることもあります。しかし、現場の従業員が自ら改善し、使い続けるツールであることも事実です。
そこで登場する「dbSheet EX11」は、Excelの優れた機能にシームレスにネットワーク機能、データベース(DB)機能、セキュリティを加えることで、業務の生産性を向上させるためのソリューションを提供します。特に、複雑なExcel表の管理が必要な場合においても、その効果を発揮するとされています。
幅広い導入実績
「dbSheet EX11」は、製品管理や在庫管理など、さまざまな管理業務で天然の柔軟性を持つツールとして、多くの企業で導入されています。特に、ERPシステムと連携しやすく、各種業務の効率化を不可欠なものとして捉えています。
加えて、Accessの普及率も高い現場においては、dbSheetのオプション機能を活用することで、データベースの頑健さとセキュリティ、WAN対応を実現します。
バージョンアップの特徴
「dbSheet EX11」は、Ver.1から数えて11回目のメジャーバージョンアップを果たしており、ユーザーからの要望を反映したさまざまな機能強化が図られています。
新機能として、64ビットアプリケーションによる速度向上や、バージョン管理機能による複数人での開発がスムーズに行えるようになった点が挙げられます。さらに、MySQLが新たにシステムDBに追加され、利便性が向上しました。
価格と製品構成
「dbSheet EX11」は、「サーバー版」「実行版」「開発版」の3種類があり、それぞれ異なる機能と価格設定がされています。
- - サーバー版は最も高機能で、認証管理や権限管理が行えます。
- - 実行版はユーザーライセンスに応じた価格で、実行時に必要なデータをサーバーから自動でダウンロードします。
- - 開発版は複数の編集やデバッグも可能なため、開発者必見です。
今後の展望
ニューコムは、Excel業務の変革に挑戦を続けていきます。今後も新たな機能やサービスの提供を通じて、企業の業務効率化を支援していくことでしょう。
詳しい情報や製品価格については、公式ウェブサイトで確認できます。
dbSheet公式サイト
業務のデジタル化を目指す企業にとって、是非とも注目の製品と言えるでしょう。