岡山大学で留学生と那須学長の意見交換会が開催されました

岡山大学で実施された留学生との意見交換会

岡山大学は2024年12月20日、津島キャンパスにあるL-caféにて、留学生と那須保友学長との懇談会を開催しました。このイベントには約40人の学生が参加し、学長と直接意見を交わす貴重な機会となりました。

懇談会の開始時、那須学長は自身の留学経験やキャリア形成の中で得た学びを参加者と共有し、大学の理念についても深く掘り下げました。特に、彼が信奉する「論語」の教えを具体的な例を交えて紹介し、参加者たちはその内容に真剣に耳を傾けていました。

留学生の体験談

この懇談会では、留学生たちから岡山大学が留学先として選ばれる理由についても積極的な意見が寄せられました。例えば、文学部のヘザー・エレナさん（ボルドー大学）は、日本での留学を希望するも視覚障がい者として受け入れが可能な大学を探すのに苦労した過去を語りました。しかし、岡山大学が自身を受け入れてくれたことでとても感謝していると述べ、他の留学生もその意見に賛同しました。

学生たちは懇談会を通じて、那須学長から送られた励ましのメッセージに感銘を受け、今後の学業に対するさらなる意欲を高める姿が見受けられました。このような交流は、学びの場としての岡山大学の国際的な側面を強く印象づけるものでした。

和やかな締めくくり

懇談会の最後には、SDGsアンバサダーのコパンが主導し、参加者全員で手話ダンスを行いました。この活動は、懇談会全体を通じて築かれた親しみやすい雰囲気の中で執り行われ、笑顔と共に盛況のうちに幕を閉じました。

これからも岡山大学は地域に根差した中核的な研究大学として、国際的な交流や持続可能な発展を目指し取り組みを続けていくことでしょう。今後の活動にも是非ご期待ください。