佐川印刷が新たな事業展開
印刷業界で長年の実績を誇る佐川印刷株式会社が、創立55周年を機に新たなビジネスプロセスアウトソーシング(BPO)事業を本格的に始動します。本社を京都府向日市に構える同社は、これまでの印刷やデジタルソリューションの技術を活かし、顧客の業務効率化に寄与することを目指しています。
新たなサービスの展開
11月には埼玉県越谷市に「埼玉コンタクトソリューションセンター」を開設。ここでは、様々なBPOサービスを提供し、将来的には顧客のニーズに応じた多彩な業務を受託する計画です。具体的には、以下のような業務を行う予定です。
- - 顧客コミュニケーション:ダイレクトメール(DM)やSNSを活用し、顧客との関係構築を支援。
- - ECサイト運営:ECサイトの設計から商品管理、SEO対策、さらには商品の発送まで、包括的なサポートを提供。
- - AIを使ったコールセンター:便利で効率的な顧客窓口を実現。
- - 編集・印刷業務:カタログの権利調整を含む、品質の高い編集・印刷サービス。
- - 審査・申請業務:官公庁などの複雑な申請手続きを代行。
- - デジタルアーカイブ作成:アナログ資料をデジタル化し、情報管理を向上。
これらのサービスによって、佐川印刷は顧客の成長をサポートし、業務の効率化を実現します。
セキュリティへの取り組み
BPO業務では、特に個人情報や機密情報の取り扱いが重要です。佐川印刷は、プライバシーマークを取得し、個人情報保護マネジメントシステム(PMS)を運用。また、関東ブロックではISO/IEC 27001:2022を取得し、情報セキュリティに対する高い基準を維持しています。これにより、顧客は安全に業務を委託できる環境が整っています。
記念イベントのお知らせ
55周年を祝して、12月9日(火)に京都のホテルオークラで記念パーティーを開催します。これまで支援していただいたお客様や取引先の皆様に感謝の意を表す貴重な機会となります。全社を挙げてお待ちしております。
経営者のコメント
佐川印刷の木下寧久代表取締役会長は「BPO市場は国内で数兆円規模とされ、埼玉CSCの竣工を契機に、当社の印刷の強みとBPOを組み合わせた独自のサービスを展開し、市場成長に貢献したい」と意気込みを語っています。
新たな取り組みを通じて、佐川印刷はさらなる成長を目指し、連結売上1,000億円を実現するためのエンジンとしての役割を果たすことを期待しています。