ひとまいるグループがESキッチンとの提携を発表
埼玉エリアでも注目を集めている株式会社ひとまいるが、100円社食サービスを展開するESキッチン株式会社との間で新たな配達業務に関する業務委託契約を結びました。2025年10月から、東京都内の一部地域においてESキッチンが運営する「ES配送便」の配達を担当します。この提携は、日の当たる瞬間を逃さないような迅速なサービスを目指すひとまいるグループの新たな一歩となります。
提携の背景
近年、働く環境の多様化が進む中、社員の健康や満足度を高めるための福利厚生が注目されています。ESキッチンは、1品100円というリーズナブルな価格で、健康的なお惣菜をオフィスや工場に提供しており、多くの企業で導入が進んでいます。手軽に購入できる社食の存在は、社員の疲れを癒し、パフォーマンス向上にもつながると評判です。
一方、ひとまいるグループは「TRANSFORMATION PLAN 2028」と銘打たれた中期経営計画を策定し、物流の効率化や収益力の強化を目指しています。その中でも「他人物配送による収益力強化」を掲げ、パートナー企業の商品配送も手掛ける方針を示しました。このような背景から、両社の提携が生まれました。
配達業務の詳細
2025年10月以降、カクヤスが扱う「ES配送便」は、オフィスへの食品配送だけでなく、配達員による商品の補充やメンテナンスも行うフルメンテナンスサービスを提供します。具体的には、ESキッチンの製造工場から出荷された商品をカクヤスが配送し、各契約先に向けて補充や陳列サービスを展開します。
更には、配達時には保冷バッグを活用し、適切な温度管理を行うことで、商品品質の維持にも注力します。既存の物流網を最大限に活用し、事業の再編が進む中、ひとまいるグループは新たな投資をせずに効率的な配送の一形態を確立しています。
将来に向けた展望
ESキッチンの代表である細野烈氏は、今回の提携を通じて『社食を通じた働く人の笑顔づくり』に貢献できると強調しています。この協業によって、より多くの顧客に新しい付加価値を提供することを期待しているとのメッセージも寄せられています。
また、ひとまいるグループは大田区平和島に位置する約7,000坪の倉庫を拠点に、東京23区への即日・最短1時間配達を実現していることでも知られています。今後、このような配達ネットワークを通じて、さらなるサービスを提供していく計画です。
おわりに
埼玉エリアを含む首都圏において、ひとまいるグループの新しい配達サービスは、今後の動向に注目です。社員の健康と満足度を高めるための新しいアプローチとして、多くの企業に支持されることが期待されています。新しい時代の社食サービスが、どのように地域経済や働く人々に貢献していくのか、今後の展開に目が離せません。