便利な美容インフラ!ヘアアイロンのレンタルスポット『ReCute』が登場
2025年11月21日、首都圏のセブン‐イレブン4店舗に期間限定で設置されるヘアアイロンのレンタルスポット『ReCute(リキュート)』。これは、コンビニエンスストア業界では初めての試みで、美容と利便性を融合させたユニークなサービスです。
『ReCute』が生まれた背景
株式会社ReCuteは、外出中に髪を整えたくても適切な場所がないという悩みを解決するため、このサービスをスタートしました。調査によると、「外出中に髪を整えたい」と考えている女性が約8割にのぼり、しかし実際に利用できる施設は非常に限られています。この状況を踏まえ、都会の便利な生活動線に美容インフラを組み込む重要性が高まっています。
設置店舗と実証実験の概要
対象となる店舗は以下の4箇所です:
- - セブン‐イレブン 九段南大妻通り店(大学・イベントホール周辺)
- - セブン‐イレブン 横浜ランドマークプラザ店(オフィスタワー内)
- - セブン‐イレブン 多摩センター駅西店(ベッドタウン立地)
- - セブン‐イレブン 松戸常盤平駅前店(駅前・住宅立地)
この実証実験は2025年11月21日から2026年5月31日まで行われます。その目的は、コンビニ来店者に新しい体験を提供し、特に女性の来店機会を増やすこと、さらには滞在時間を延ばすことによって購買促進を図ることです。
利用者からのフィードバックや使用状況のデータを収集し、このサービスの体験価値や販促効果を検証します。
期待される効果
『ReCute』の導入により、セブン‐イレブンは以下のような効果を期待しています:
- - コンビニでの滞在時間の延長による購買促進
- - 美容意識の高い女性を新たな来店動機として引き寄せる
- - 競合との差別化を図り、顧客のライフタイムバリュー(LTV)を向上させる
この取り組みは、限られたスペースを有効に使うだけでなく、新たな商業プラットフォームの形成へとつながります。
ReCuteのサービス内容
『ReCute』では、スマートフォンのアプリを通じて簡単にヘアアイロンをレンタルできます。駅近や商業施設のパウダールームと合致した場所で、必要な時間だけ借りられる便利さが大きな魅力です。また、使用されるヘアアイロンは最新技術を搭載した高品質モデルで、髪に優しくスタイリングも持続します。衛生管理にも配慮されており、定期的にメンテナンスと清掃が実施されています。
今後の展望
ReCuteは「美をインフラ化する」というミッションのもと、全国に3,500箇所への拡大を計画しています。今後は、ユーザーに寄り添ったサービス開発や複数のビューティープラットフォームとの連携を進めていきます。
まとめ
『ReCute』の登場は、外出先での美容ニーズに応える新しいステージを切り開きます。この実証実験が成功すれば、全国的に美容インフラの拡充が期待されます。デジタル時代における美容サービスの新たな形、ぜひ体験してみてはいかがでしょうか。