富士薬品が健康経営を推進し、スポーツ庁から4年連続認定を受ける
埼玉県さいたま市に本社を置く株式会社富士薬品は、2025年1月31日、スポーツ庁から「スポーツエールカンパニー 2025」に4年連続で認定されました。この基準は、企業が従業員の健康増進のためにスポーツ活動を支援する取り組みを行っているかどうかを評価するもので、今回の認定は富士薬品が積極的に健康経営に力を入れている証しです。
富士薬品の健康経営への取り組み
富士薬品の企業スローガン「とどけ、元気。つづけ、元気。」は、同社の使命を明確に表現しています。従業員一人ひとりが健康であることが、企業全体の活力に繋がるという信念に基づき、健康経営に取り組んでいます。この活動の一環として、従業員に運動を促進するプログラムを展開し、それが評価されて4年連続の認定を受けるに至りました。
特に注目されるのは、健康増進を目的としたウォーキングイベントを年3回以上開催している点です。埼玉県の健康増進事業「コバトンALKOOマイレージ」に参加し、従業員全員がエントリーできるようにすることで、みんなで楽しく歩数を競い合っています。2024年にはアプリのアップデートもあり、個人戦に加えてチーム対抗戦も取り入れ、過去最高の参加者数を記録しました。
健康増進のための福利厚生
さらに、富士薬品は従業員向けの福利厚生サービスを充実させています。特に提携ジムの利用推進やダイエット、健康維持のためのセミナーが好評で、導入初年度から116%の利用人数増加を見せています。定期的に行われるセミナーでは、運動の習慣化を促す内容が中心で、従業員の積極的な参加を引き出しています。
スポーツ活動を支える社内サークル
富士薬品では、従業員が自主的に参加することができるスポーツサークルが設けられています。野球部、フットサル部、テニス部などが活動し、福利厚生の一環として活動資金の支援も行っています。これにより、仲間と共に体を動かす楽しさを体験しながら、健康を維持することができる環境が整えられています。
スポーツエールカンパニーとは?
この「スポーツエールカンパニー」は、従業員の健康を促進できる企業を、スポーツ庁が認定する制度です。認定企業は、健康管理に向けた戦略的な取り組みで他社に手本を示し、ビジネスパーソンのスポーツ実施率の向上を図ることを目指しています。2025年度の認定には1,491社が名を連ねており、富士薬品もその一員として今後も健康経営の推進に努めていきます。
富士薬品の概要
富士薬品は、1930年に富山市で創業した配置薬販売業からスタートし、現在では多角的に事業を展開しています。ドラッグストアや調剤薬局、医薬品製造、研究開発などを行い、全国に1,271の店舗を展開する「セイムス」ブランドもあります。長年の経験と強力なネットワークを基に、健康に寄与する企業としての役割を果たしています。今後も、富士薬品は