埼玉県初のSI-COLLABORATION事業始動！新しい家づくりの提案

埼玉県において、アルネットホームと積水ハウスが共同で新たな住宅事業「SI-COLLABORATION」の提携を発表しました。2026年1月から本格始動するこの取り組みは、技術を広くオープン化することを目的としたもので、埼玉県初の試みとなります。これにより、地域特性を理解した高品質な住宅の供給が期待されます。

SI事業の特色

SI事業は、木造住宅を中心にした新しい家づくりのカタチを提供します。積水ハウスが基礎や構造躯体といったスケルトン部分を設計・施工し、アルネットホームが外装や内装、設備を担当します。この協力により、両社の強みを生かし、高い耐震性や断熱性能を持った快適な住まいが実現されます。

2026年1月17日より、埼玉県内の住宅展示場およびショールーム12箇所において、この新しいサービスが提供される予定です。また、上尾市小泉においては、特別にデザインされた2階建てのモデルハウスもオープン予定で、地域の皆様に新しい住まいの選択肢を提供します。

提携の背景

アルネットホームは1979年に設立され、以来46年にわたって埼玉県を中心に注文住宅の事業を行ってきました。10,000棟を超える住宅を建てた実績があり、地域の特性を生かした断熱性能や生活動線を考慮したデザイン提案を行ってきました。これらのノウハウを持つアルネットホームだからこそ、地域密着型の住宅提供が可能となるのです。

一方で、建設業界は高齢化や人手不足といった課題に直面しています。そのため、SI事業は積水ハウスと地域ビルダーが力を合わせて、限られたリソースを最大限に活用し、高品質な住宅の供給を目指す取り組みでもあります。これにより、災害から住まいを守るための高性能な住宅の提供が可能となります。

SI-COLLABORATIONの具体的なメリット

この新しい取り組みがもたらすメリットは、何と言っても両社の強みを融合させることです。積水ハウスはその独自の耐震技術「ダイレクトジョイント構法」を用いて安心、安全な住まいを提供し、アルネットホームは地域特性に基づいたデザインを提案することで、個々のニーズに応えます。

さらに、アルネットホームでは自然素材の無垢床を標準仕様とし、居住空間の質にもこだわっています。設計士とインテリアコーディネーターが協力して、オリジナルなプランを提案します。また、引渡し後も地域密着のアフターサービスを提供し、オーナーの皆様にきめ細やかなお手伝いを行います。

期待される未来

このプロジェクトは、単なる住宅の提供を超え、地域社会への貢献をも視野に入れています。アルネットホームの須賀社長は、「この新しい事業を通じて、我々の強みと積水ハウスの技術力が組み合わさり、さらなる高品質な住まいを多くのお客様に届けることができる」と意気込みを語っています。これからの埼玉県の住宅事情に大きな変革をもたらすこの取り組みから、目が離せません。