八木建設の挑戦
2025-06-04 12:39:55

地球に優しい木造建築で未来を築く八木建設の挑戦

地球に優しい木造建築で未来を築く八木建設の挑戦



埼玉県本庄市に本社を置く八木建設株式会社は、創業70周年を迎え、持続可能な建築を目指す新たな取り組みを発表しました。これまで5年間の環境への努力を集約し、2,773トンのCO₂を削減した成果が明らかにされています。この数字は、約1,386戸の住宅がエアコンを使用することによって排出する年間のCO₂に相当し、地域や未来への大きな貢献を示しています。

環境の日に向けた発表



2023年6月5日、環境の日にあたるこの日、八木建設は自社の木造建築がもたらす炭素貯留量についてのデータを公表しました。これは、木材が森林から吸収したCO₂を蓄える仕組みを活用し、「都市における第2の森林づくり」としての役割が期待されています。特に、地域密着型のゼネコンとして70年間歩んできた八木建設の取り組みは、これからの建設業界においても重要な意味を持つものといえるでしょう。

持続可能な建築への挑戦



八木建設の特徴は、木造非住宅建築における積極的な取り組みです。2009年、いずみ保育所の施工を契機に木造活用に目を向け、2018年にはコンクリート製の本社も木造に改築。これにより、持続可能な建築の提案を実行し、地元埼玉の木材利用促進にも寄与しています。さらに、県の「埼玉の木づかい認証制度」を利用し、省エネ建築の推進を実現しつつ、2022年には国のZEBプランナーにも登録されています。

環境への意識を新たに



八木建設では、社内環境への意識を高めるために、新しいロゴとユニフォームを導入します。この新たなシンボルは、社員の声を反映したもので、人と環境に優しいマチ・ヒトづくりを象徴しています。70周年を迎えたこの時期を、これまでの努力と未来への抱負を発信するタイミングと捉え、社外へもその思いを伝えることを目指しています。

木造建築の実績



過去5年間の主要な木造建築プロジェクトによるCO₂削減は以下の通りです。
  • - 2020年度:おはなデンタルクリニック(埼玉県本庄市)
  • - 2021年度:介護付き有料老人ホーム(埼玉県比企郡嵐山町)
  • - 2022年度:ヘアーサロンTOARU hair room(埼玉県飯能市)
  • - 2023年度:岩江クリニック(東京都北区)
  • - 2024年度:佐藤医院(埼玉県深谷市)

これらのプロジェクトを通じて、八木建設は持続可能な地域社会の実現を目指し続けています。

今後の展開に向けて



八木建設は、環境に優しい建築の専門家として、その地位を確立する考えです。広範な省エネ・断熱対策を施した大型物件の施工など、新たなプロジェクトにも挑戦していきます。また、地域との信頼関係を強化し、新しい人材の育成にも力を注ぎ、持続可能な建築の担い手としての役割を果たしていく方針です。

代表者の想い



八木建設の代表取締役社長・八木雅之氏は、社員が一緒に進める環境配慮型の建築提案に期待を寄せ、「持続可能なまちづくりに貢献することを使命としています」と述べています。これからも、八木建設は地域に根ざした企業として、環境保護に取り組んでいくことでしょう。

今後も八木建設の活動に注目し、持続可能な未来へ向けた力強い一歩を期待したいですね。


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