岡山大学が推進！地域貢献と研究力強化に向けた新たな挑戦

国立大学法人岡山大学が発行する「岡山大学J-PEAKS MONTHLY DIGEST」の第13号が2025年5月14日に公開されました。この月刊誌は、地域中核・特色ある研究大学強化促進事業（J-PEAKS）に基づく岡山大学の社会変革の取り組みを発信するものです。

J-PEAKSとは？

J-PEAKSは文部科学省の制度で、全国の研究大学群を強化するための大型支援事業です。岡山大学は昨年12月、この事業に採択され、今後5年間で約55億円を得て、全国を代表する研究大学としての地位を確立していく方針です。

新たな取り組み

本号では、研究基盤の強化や先端研究設備の協業化に関するトピックスが中心に取り上げられています。特集では「人機一体」の取り組みとして、人の知識と最新技術を融合させるプロジェクトに焦点を当てています。また、特別紹介として「飛行時間型質量分析装置compact」の共同利用も取り上げられています。これにより、全国の研究者が最新の設備を活用できる環境が整備されていきます。

岡山大学の目指す方向性

岡山大学は単なる研究開発の拠点ではなく、地域における中核大学という自覚を持って研究活動を行っています。常識を覆す組織改革を進め、各部門が連携しながら大学全体の研究力を向上させることを目指します。このような取り組みは、単に学内の課題解決に貢献するだけでなく、地域や企業との共同研究による新たな価値創造が期待されています。

貢献と期待

総合技術部の栗本有紀子課長は、この取り組みを通じて地域との連携を重視した研究の進化を促進していく姿勢を示しています。「人機一体」という新たな概念は、専門職間の壁を越えた協力体制を構築し、研究の全体化を図るものです。このような取り組みが大学の研究力のみならず、地域社会にも大きな影響をもたらすことが予測されます。

岡山大学の新たな挑戦に皆さんもぜひ注目してください。今後の展開が楽しみです！