スシローが華東に初出店！蘇州中心店が迎える新たな挑戦

スシロー、華東地域に初の足跡を刻む

2024年12月24日、日本の回転寿司チェーン『スシロー』が中国大陸にて華東地域への初出店となる『スシロー蘇州中心店』を開店しました。この出店は、株式会社FOOD & LIFE COMPANIES（F&LC）の海外事業拡大の一環であり、日本で培った鮮度と美味しさをそのまま輸入し、地元のお客様に喜んでいただける店舗を目指しています。

スシロー蘇州中心店外観

オープニングセレモニーの様子

オープン当日は、多くのお客様と関係者が集まる中、盛大なセレモニーが行われました。F&LCの執行役員や現地法人責任者が登壇し、「日本での成功を華東でも」等の強いメッセージを発信しました。特に、代表者が述べた「うまいすしで、心も一杯」という理念は、スシローの本質を伝え、現地の皆様への期待感を高めるものでした。

セレモニーの一環として行われた獅子舞は、多くのお客様の注目を集め、新たな出発を祝福しました。開店後、たくさんの来店者があり、予約は190組を超えたとのことです。お客様からは、「デジロー」など革新的なサービスに対する感想も寄せられ、店舗には笑顔があふれました。

蘇州出店の背景と店舗のこだわり

スシローの出店は、2021年に中国大陸初の店舗を広州にオープンしたことから始まりました。蘇州自体は文化と商業の中心であり、特に観光地としても非常に人気があります。この地域での経済拡大を背景に、この度の出店が実現しました。店舗は、蘇州工業園区内に位置し、集客が期待される大型複合施設内にあります。

蘇州のスシローでは、料理に関して日本での成功を再現することに重点を置いています。質の高い食材を使い、日本と同様のクオリティを提供するため、直接店内調理を行っています。また、家族連れやビジネス利用に合わせた広いダイニングスペースに、個室も設置されています。

現地のお客様への提供し続ける芸術品としてのすし

この店舗では、日本で人気の130種類のすしを含む、約200種類のメニューが提供されます。デジタルテクノロジーを利用した『デジロー』によって、現代的な回転寿司体験を提供する一方で、すしの鮮度や素材のこだわりも欠かしません。お客様に対して、驚きとともに喜びを届けることが目標です。

F&LCの海外市場への展開

F&LCは2011年から海外事業を開始し、着実に出店を進めてきました。今年度はさらに拡大し、中国大陸だけでなく、マレーシアや米国への出店の準備も進めています。その多様な市場での成功を背景に、今後の展開に高い期待が寄せられています。

スシロー蘇州中心店は、その歴史と文化を織り交ぜた新たな挑戦に乗り出します。市民や観光客に親しまれる店舗となることを目指し、今後も努力し続けます。日本の美味しさを世界各国に広めるスシローの挑戦に、これからも注目していきたいですね。