岡山大と台湾企業
2026-05-31 20:33:14

岡山大学と台湾企業が医療技術で交流を深める取り組み

岡山大学と台湾企業による医療技術交流



2026年5月19日、国立大学法人岡山大学の津島キャンパスにおいて、台湾工業技術研究院(ITRI)及び医療機器メーカーINTAI Technology / Remex Medicalの訪問団が来訪しました。この訪問は、両者の間で医療工学における最新技術の意見交換を行うための重要な機会となりました。

訪問団は、INTAIの林俊男CEOを始めとするメンバーが勢ぞろいし、岡山大学の学術研究院環境生命自然科学学域から松野隆幸教授、亀川哲志教授、医療開発領域の櫻井淳教授と共に、医療機器の開発状況や技術に関するディスカッションを行いました。特に、両者が持つ技術の相互理解を深めることで、今後の共同研究や技術革新につなげることが期待されています。

意見交換会の中で、REMEX社のCTOである張佑聖氏が行ったプレゼンテーションでは、「脊椎手術ナビゲーションシステム」に焦点が当てられました。この先進的なシステムは、病院が新たに導入する高価な3D画像装置を必要とせず、既存の2D C-arm装置を利用して、高精度かつコスト効率良く3Dナビゲーションを実現するものです。これまでの実績や、AIを活用したインプラント計画、さらに開発中の小型ロボットアームなどに関する最新情報も共有されました。

一方、岡山大学の松野教授は、現在進行中の「CT透視ガイド下針穿刺ロボット」の技術や研究の進捗を発表しました。これに続き、一行は学内の設備へ移り実際の開発状況を視察、デモを通して両者はそれぞれの技術に関して深い議論を交わしました。

この交流は、岡山大学が推進する医工連携のロボット技術開発が、台湾の医療機器製造技術と結びつく大きな契機となることが期待されます。岡山大学は地域中核・特色ある研究大学としての役割を果たし、未来の国際共同研究や医療技術の発展に貢献することを目指しています。また、地域社会との連携も強化していく方針です。

両者の交流から生まれる新しい技術や知見が、地域医療の進展や国際的な医療技術の進化につながることを期待しつつ、岡山大学のさらなる取り組みに注目が集まります。今後も、岡山大学が地域に根ざした研究活動を続け、世界に向けた革新の中心となることを願います。


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