鳩山町立亀井小学校で実施された特別授業の成果
埼玉県鳩山町立亀井小学校では、2023年9月から12月までの間、全4回の特別授業が行われました。この授業は、大東建託株式会社が提供した「街の住みここち」調査データを基に、児童が「幸せ」をテーマに学び合うもので、地域の住み心地や幸福度について深く考察する機会となりました。
特別授業の概要
授業の最終回となる12月16日には、子どもたちによる学習成果の発表が行われました。この日、ゲストとして招かれたのは鳩山町の小川知也町長と麗澤大学の教授で賃貸未来研究所フェローの宗健です。児童たちは、これまでの授業で学んだことを活かし、「より良い町にするために自分たちができること」として、鳩山町の魅力を伝えるPR動画を5本制作しました。
PR動画の内容
制作されたPR動画では、町長が語る鳩山町の魅力をはじめ、地元のパン屋や保育園などが登場しました。特に印象的だったのは、町のコミュニティを象徴するイベントや施設が紹介された点です。児童たちが心を込めて作った動画は、地域の人々にとって身近な魅力を再確認できる内容となっていました。
- - だれよりも鳩山を愛する若き町長
- - 老若男女が集まる、町民憩いの場。コミュニティマルシェ
- - たくさんの行事と、先生方の優しさ。ようこそひばり保育園へ。
- - 自然の中で食べる揚げたてカレーパンはいかが?
- - こだわりのパンと店主の優しさあふれるすてきなお店
ゲストからの講評
発表が終わると、2人のゲストから講評が行われました。小川町長は、「子どもたちが自分たちの町を愛し、発信する姿に感動した」と述べ、宗教授は「地域の魅力を伝えるための方法についてのアドバイスを行い、それが今後の活動に繋がることを願っています」と語りました。児童たちの努力を讃えつつ、地域を広く知ってもらうための工夫が求められました。
持続可能な街づくりへの取り組み
大東建託の賃貸未来研究所は、地域の住みやすさを向上させるために「街の住みここち」調査を実施し、そのデータをもとに地域づくりに寄与しています。自治体の要望に応じて、専門的な情報を無償で提供することで、持続可能な街づくりを推進しています。
今回の特別授業は、児童たちが学びを通じて地域を理解し、自分たちの町に対する愛着を深める素晴らしい機会となりました。今後もこのような取り組みが広まり、地域社会がより良い方向へ進んでいくことを期待したいと思います。