岡山大学と岡山経済同友会が連携強化に向けた意見交換を実施

2025年6月4日、国立大学法人岡山大学は一般社団法人岡山経済同友会の代表幹事たちと意見交換会を実施しました。この会合には、岡山トヨタ自動車のCEOである梶谷俊介顧問、帝人ナカシマメディカルの中島義雄代表幹事、株式会社中国銀行の加藤貞則代表幹事が参加し、岡山大学からは那須保友学長をはじめとする理事陣が出席しました。

岡山大学と岡山経済同友会は、2014年に研究および人材育成を目的とした連携協定を結び、以来、さまざまな活動を共に進めています。例えば、経済学部の「経済経営特殊講義」では、地元企業の経営者たちがボランティアプロフェッサーとして登壇し、実際の経営課題や理念について学生に教えています。これにより、学生は地域経済の実情を学ぶことができる貴重な機会を得ています。

意見交換会では、今後の岡山経済同友会の方針についてアプローチを話し合い、地域の経済及び社会課題の解決に向けた協力の重要性が再確認されました。双方の目的が一致し、今後も良好な協力関係を維持しながら進展が期待されることが強調されました。

岡山大学は、地域中核・特色ある研究大学としての役割を果たし、持続可能な開発目標（SDGs）への取り組みも進めています。国連の支援を受けつつ、地域に根ざした研究活動を推進し、未来の社会に貢献するための挑戦を続けています。これからも岡山大学と岡山経済同友会の連携が、地域の発展にとって重要な要素であることが期待されています。

会合の最後には、関係者全員での集合写真を撮影し、今後の発展に向けた意気込みを新たにしました。地域社会と共に歩み続ける岡山大学と岡山経済同友会の取り組みに、ぜひご期待ください。